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“Apple公認”のiPhone向け有線LANアダプタが登場、実売1.5万円

Lightning接続で最高速度は5Mbps

 iPhoneに対応したLightning接続の有線LANアダプタが登場、米Redparkの「Lightning Ethernet Cable(L2-NET)」が販売中だ。店頭価格は税込14,900円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 ただし、消費電力を下げるために最高速度が5Mbpsに制限されているほか、使用するには有料アプリが必要。

MFiライセンスを取得した有線LANアダプタ、利用する場合は専用アプリが必要

 この製品は、カテゴリー5eのケーブルを用いたLightning接続のLANアダプタ。ケーブルの端にはそれぞれLightningコネクタとRJ-45コネクタが装備されており、iPhoneやiPadなどのiOS端末に接続することで有線LAN機能を追加できる。内部的にはUSB接続のLANアダプタという。

 製品は“Apple公認”の証であるMFiライセンスを取得しているとのこと。ただし、MFiの電源仕様に準拠するために、通信速度を抑えて消費電力を下げる必要があったといい、最高通信速度は5Mbpsに制限されている。

 また、通信できるのは専用のSDK「RedSocket SDK」を用いたアプリのみで、同社のWebサイトでは有料のサードパーティ製ターミナルアプリ「Get Console」と、Webブラウザアプリ「ENET Browser」の2つが紹介されている。なお、SDKはダウンロード可能(氏名やメールアドレスなどの送信が必要)。

 ケーブル長は約2.1m。対応OSはiOS 8.0以上。

[撮影協力:Jan-gle 秋葉原本店]