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3Dプリンタで自作したボタンが装着できるマウス「Nyth」が近日発売
左側面に交換可能な複数のボタンを搭載
(2015/9/7 00:10)
3Dプリンタで自作したパーツを装着できるというROCCATのゲーミングマウス「Nyth」が近日発売される見込みだ。発売日は17日(木)で、予価は税込21,400円前後。
ツクモeX.パソコン館にはサンプルが入荷している。
左側面に複数のボタンで構成された「Modular Thumb Zone」を装備、自作したボタンの装着が可能
Nythは、最高解像度12,000dpiのレーザーセンサーを搭載した、ゲーム向けのUSB接続マウス。本体左側面のボタンと、右側面のグリップが着脱可能で、プレイスタイルなどにあわせてカスタマイズできるのが特徴だ。
左側面には、複数のボタンで構成される「Modular Thumb Zone」が装備。レイアウトの変更が可能で、標準は4個×3段(小サイズ×12)だが、付属の中サイズ・大サイズのパーツと交換することで、2個・4個分のスペースを1ボタンとして使えるようになる。
特に、大サイズのボタンを装着すると、1段が1つのボタンとなる。物理ボタン数は減るものの、小サイズよりも押しやすくなるのはメリットだ。
また、右側面のグリップは、幅が異なる2種類が用意されており、ホールド感を変えることができる。
さらに、3Dプリンタで自作したボタンとグリップを装着することも可能とのこと。マウス側に合うように3Dデータを作成する必要があるため、ハードルは高そうだが、専用のWebサイト「ROCCAT 3D LIBRARY」で3Dデータの配布やボタンの販売を行っているので、これを利用するのもよいだろう。
このほか、ホイールの手前には、左右に倒して操作するユニークな背びれ状のスイッチが装備。表面ロゴとバンパー部が発光するイルミネーションや、1つのボタンに2種類の機能を割り当て、切り替えて使用できる「Easy-Shift[+]」などの機能も用意されている。センサーの解像度は1dpi単位で調整可能とのこと。
本体にはクロック72MHzの32bit ARMプロセッサや、576KBメモリが内蔵。USBケーブル長は1.8m。ボタンやグリップを収納するハードケースが付属する。
[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]