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3DSやVitaの映像をPCに取り込める「偽トロキャプチャ」が店頭デモ中

Oculus Riftを使ったデモもあり

デモの様子

 ニンテンドー3DSやPlayStation Vitaなどのゲーム画面をPCでキャプチャできるようになる、ケイティの改造キット「偽トロキャプチャ」の動作デモが実施中だ。以前から販売されている製品だが、購入前に動作を確認したい人などにはよい機会と言える。

 実施しているショップは「ケイティのゲームショップはんだづけ工房AKIBA(ブロックF1-[d4])」で、ゲーム機本体とキットのセット販売や、持ち込んだ携帯ゲーム機にキットを組み込んでくれる「代行サービス」も行なわれている。

 ちなみに、同店がある場所は人気ゲーム「シュタインズ・ゲート」に出てくる「ブラウン管工房」のモデルになったところだそう。店舗の営業時間は10:00~19:00。定休日は日曜日・祝日(土曜日も不定期で休みの場合あり)。

携帯ゲーム機に映像の外部出力機能を追加する改造キット、キャプチャ用のPCはCore i5以上を推奨

店頭POP
3DSの映像をMacに出力
改造済みの3DS
PC用ソフト
3D表示の設定
偽トロキャプチャの基板
3DSの基板
店内の様子
店舗外観

 偽トロキャプチャは、携帯ゲーム機に映像の外部出力機能を追加する改造キット。USBケーブルでゲーム機をWindows PCやMacに接続し、ゲームの映像を見たりキャプチャしたりできるようになる。キットの種類はニンテンドー3DS用、Newニンテンドー3DS用、PlayStation Vita用など。

 キットの内容は、Mini USB端子を備えた基板や、簡易マニュアルなどで、ドライバや映像ビューアなどはダウンロードして入手する(マニュアルにダウンロードURLが記載)。

 同社によれば「描画処理をPC側で行なうため、一定レベルのスペックを持つPCが必要」で、CPUはCore i5以上を推奨するとのことだが、携帯ゲーム機で“ゲーム実況”をしたい人などにとっては有用なアイテムだ。

 ちなみに、Windows用のビューアは3D対応で、表示モードをアナグリフまたはサイドバイサイドに設定できる。店頭にはヘッドマウントディスプレイのOculus Riftもあり、スタッフに声をかければ両者を組み合わせた試用も可能という(常設していないためセッティングに時間がかかるとのこと)。

 ただし、使用するには、携帯ゲーム機に基板をはんだ付けするなどの改造が必要で、もちろんこれによってゲーム機のメーカー保証は受けられなくなるので注意が必要だ。同店では、手持ちのゲーム機にキットを組み込んでくれる「代行サービス」を実施中。キット代金と費用の合計金額(税込)は、Newニンテンドー3DSが22,800円、ニンテンドー3DSが20,800円、PlayStation Vitaが21,800円。作業は最短1時間で終了するという。

 また、携帯ゲーム機とのセット品も販売中で、価格はNewニンテンドー3DSとPlayStation Vitaが39,800円、Newニンテンドー3DS LLが42,800円。それぞれ通常価格の2,000円引きで、50セット限定としている。

[撮影協力:ケイティのゲームショップはんだづけ工房AKIBA]