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Office 2016が発売、インストールメディアが廃止に

ソフトはダウンロード提供

 日本マイクロソフトの新たなオフィススイート「Office 2016」が登場、各ソフトを統合した「Office Personal 2016」などが販売中だ。外箱やインストールメディアはなく、プロダクトキーが記された簡素なカードで提供される。店頭価格は税込32,184円から(詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと)。

プロダクトキーがプリントされた「POSA」カードで提供

 Office 2016は、2013年2月に発売された「Office 2013」の後継となるオフィススイート。2014年10月発売の「Office 365 Solo」が、1年間の使用ライセンスを購入する「サブスクリプション版」だったのに対し、Office 2016は、ライセンスを更新せずに使い続けられる「永続ライセンス版」となる。

 かつての「パッケージ版」に相当する製品だが、Office 2013と同様にDVDなどのインストールメディアはない。さらに今回は外箱もなく、Office 365 Soloと同じくプロダクトキーがプリントされた「POSA」カードで提供される。カード裏面の一部分をコインで削ると、プロダクトキーが分かるスクラッチタイプのカードで、ソフトは別途ダウンロードして入手する。

 ちなみに、POSA版のほか「ダウンロード版」があり、同社のオンラインストアなどで購入できる。POSA版、ダウンロード版ともソフトはダウンロードする必要があるため、クレジットカードなどを使ってネットで決済ができる人なら、ダウンロード版のほうが便利だ。

 ただし、「Publisher」「Access」なども統合された「Office Professional 2016」はダウンロード版のみ、学生・教職員向けの「Office Professional Academic 2016」はPOSA版のみで提供される。

[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 本館]