ニュース

多数のOC向けボタンを備えたZ170マザー「GA-Z170X-SOC FORCE」が発売

GIGABYTE製

 多数のOC向けボタンを装備したGIGABYTEのZ170マザー「GA-Z170X-SOC FORCE」が発売された。ビデオカード用の6ピン電源コネクタや、メタルシールド付きのPCIeスロットも備えている。店頭価格は税込64,800円(詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと)。

オーバークロック向け機能が充実したZ170マザー

 GA-Z170X-SOC FORCEは、Intel Z170チップセットを搭載したE-ATXタイプのLGA1151マザーボード。長寿命と高い信頼性を謳う22フェーズのデジタル電源回路や、水冷システムが接続可能なVRMヒートシンクなどが搭載されている。

 オーバークロック向け機能が充実しているのが特徴で、代表的なのが「OC Touch」。ATXメイン電源コネクタの近くに「OC TOUCH」と書かれたスペースがあり、大きな9個のボタンや、CMOSクリアなどのボタン、PCIeスロットを無効化できるスイッチ「OC PCIe Switch」など、多数のボタン・スイッチ類が配置されている。

 ボタンの機能の一例を挙げると、2個ずつある「+」「-」ではCPUのベースクロックと倍率の増減が可能。「Gear」ではBCLKの調節ステップを0.1MHz/1MHzに切り替えられる。

 また、稲妻のマークの「OC Ignition」は、システムのシャットダウン中にもマザーと周辺機器に電力を供給するというもの。いわゆるコールドバグの状況下でファンで風を送り続ける時や、システムを起動せずにPCケースのイルミネーションを機能させるデモなどに利用できるという。

 このほか、ビデオカードの外部電源供給に使える6ピンコネクタ「OC PEG」や、ステンレス製シールドより、通常の3.2倍の保持力などを実現したというPCIe x16スロット、サウンド回路用シールドが発光するイルミネーション機能なども装備している。

 スロット数はPCIe x16×4(2基はx8動作)、PCIe x1×3、DDR4 DIMM×4(DDR4 2133対応、最大64GB)。主な搭載機能・インターフェイスはMini DisplayPort 1.2、HDMI 1.4、DVI-D、Gigabit Ethernet(Intel製チップ)、6Gbps SATA(8基)、M.2(3基)、SATA Express(3基)、USB 3.1(Type-C/A各1基)、7.1チャンネルサウンド。

[撮影協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館パソコンショップ アーク]