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be quiet!の静音ケース「Silent Base 600」が展示中、近日発売

二層構造の側面窓付きモデルなど

 be quiet!(独Listan)製PCケースの新モデル「Silent Base 600」が近日発売される見込みだ。国内代理店のディラックは今月下旬に発売する予定。ツクモパソコン本店ではサンプル展示が行なわれている。

 ウィンドウ無・有のモデルがあり、それぞれにカラーリングが異なる「Orange」「Black」「Silver」の3種類が用意されている(全6種類)。予価はウィンドウ付きが税込19,400円前後、ウィンドウ無しが17,800円前後。

静粛性を重視した設計、側面窓は二層構造

 Silent Base 600はATXタイプのタワー型PCケースで、昨年12月に登場した「Silent Base 800」に続く製品。be quiet!のPCケースとしては2製品目となる。

 静粛性を重視した設計が特徴。ケースファンは同社製の「Pure Wings 2」で、フロント140mm(900rpm、17.1dB)とリア120mm(1,200rpm、16.8dB)が各1基装備。また、遮音材をフロント・サイドパネルに採用するほか、ウィンドウ有モデルでも、ポリカーボネートパネルを二層にすることで高い遮音性を実現したとしている。

 5インチオープンベイを覆うフロントドアは、左右のどちらにも開くことが可能。5インチドライブはツールレスで着脱できる。また、HDDケージを5インチベイのスペースに移すことができ、これにより大型ビデオカードの内蔵も可能という。

 本体サイズは幅230×高さ493×奥行き495mm。ドライブベイ数は5インチ×3、3.5インチシャドウ×3、2.5インチシャドウ×3。拡張スロットは7基。

 水冷ラジエーターの対応サイズは、フロントが140mmまで、リアが120mm、トップが240mmまで。なお、ディラックによれば、トップは280mmまで対応し、240mm/280mmラジエーターを装着した場合は、5インチベイの最上段が使用できなくなるとのこと。

 その他のPCパーツの対応サイズは、拡張カードが長さ294mmまで(HDDケージ取り外し時は413mmまで)、CPUクーラーが高さ167mmまで(ウィンドウ有モデルは170mmまで)、電源ユニットが奥行き290mmまで(ボトムファン増設時は160mmまで)。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]