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バンドル販売用のDSP版Windows 8.1が代理店に入荷、出荷可能に

単体購入が不可に

(11/4 18:44更新)10月末に入荷したバンドル版Windows 7の状況を加筆修正。
バンドル販売用のWindows 8/7

 Windows 7に続き、単体購入できないバンドル販売限定のDSP版Windows 8.1が登場、正規代理店に入荷していることを確認した。代理店は「既にショップへ出荷できる状態」としており、近日中に店頭で販売されると見られる。

白地のシンプルな厚紙パッケージ、従来パッケージと微細な差異があり

バンドル販売用
単品販売用
バンドル販売用
単品販売用

 一般向けのDSP版Windowsについては、7月に発売された最新世代のWindows 10から販売方法が変更、それまでOS単体で購入できた旧世代のWindows 8.1/7を含めて、PCパーツとのバンドルのみで販売されることがアナウンスされていた。

 ショップや代理店に「単体販売用」のパッケージがあるうちは、単品での購入が可能だが、10月末についにWindows 7の「バンドル販売用」が“復活”して店頭に再登場。ショップ曰く「まだ単体販売用を持っている流通業者はある」とのことで、完全に切り替わった訳ではないものの、市場から単体販売用が消えつつあることが如実になった形だ。

 そして今回、Windows 8.1のバンドル販売用が代理店に入荷。Windows 8系OSは発売当初から単体で購入できたので、バンドル販売用は今回が初となる。

 今回確認したバンドル販売用は、従来同様のシンプルな厚紙パッケージに入ったもの。赤いシールで封印されている点や、メーカー名・バーコードの配置などといったデザインにほとんど変化はなく、一見しただけでは従来との見分けが付かない。

 ただ、パッケージの裏面にはOSのライセンス条項が記されているが、バンドル販売用には、販売(頒布)の条件として「(前略)コンピューターハードウェアのコンポーネントと共に各ユニットを頒布しなければなりません」という文章が追加されており、単体販売できないことが明確になっている。

 このほか、裏面の左下に記されている英数字が「X18-94547-01」から「X18-94547-02」に変わっているといった微細な差異もあるので、よく見れば区別することは可能だ。

 なお、10月末に登場したバンドル販売用のWindows 7は、厚紙パッケージではなくDVDトールケースに入っていたが、これは「以前販売されていたパッケージが再入荷したもの」(入荷したテクノハウス東映)で、本来は厚紙パッケージで出荷されているとのこと。