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CPU周辺も冷却できる水冷クーラーがCRYORIGから登場、計3製品

冷却ヘッドにファンを装備

 冷却ヘッドにもファンを装備したCRYORIGの水冷CPUクーラー「A Series」が発売された。ラジエーター長が272mmの「A40」「A40 Ultimate」、311mmの「A80」の3モデルで、店頭価格は順に税込18,400円前後、税込20,500円前後、税込20,500円前後(詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと)。

冷却ヘッドに着脱式のファンを搭載、CPU周辺の冷却が可能

 A Seriesは、CPU冷却ヘッドとラジエーターがあらかじめ接続されている簡易タイプの水冷キット。冷却液の注入も済んでおり、PCケースに組み込んですぐに使うことができる。冷却液の交換などについては、国内代理店のディラックは「メンテナンスフリー」と謳っている。

 ユニークなのは、ラジエーターだけではなく冷却ヘッドにもファンが装備されている点。一般的な水冷キットの場合、冷却ヘッドにファンは付いていないが、A Seriesではファンにより冷却ヘッド周辺の温度も低下し、システムの安定やPCの長寿命を実現するとしている。

 また、このファンは着脱が可能で、取り付ける方向によってエアフローが上・下に変わるのも特徴。エアフローを上方向にすれば「サーキュレーターとしての効果が発生する」(ディラック)という。

 冷却ヘッドのファンサイズは70mmで、回転数は1,500~3,000rpm、ノイズレベルは15~27dB。

 ラジエーターサイズは、A40が幅120×高さ27.5×奥行き272mm、A40 Ultimateが幅120×高さ38.5×奥行き272mm、A80が幅140×高さ27.5×奥行き311mm。ファンは2基で、A40とA40 Ultimateが120mmサイズの「QF120 Performance」、A80が140mmサイズの「QF140 Performance」が採用されている。

 対応CPUタイプはLGA2011/2011-v3/1366/1150/1151/1155/1156、Socket FM1/FM2/FM2+/AM2/AM2+/AM3/AM3+。

[撮影協力:ツクモパソコン本店ツクモDOS/Vパソコン館BUY MORE秋葉原本店]