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“煙突構造”の安価なゲーミングケース「RAVEN X」が発売

実売1.2万円から、底面に120mmファンを3基搭載

 SilverStone製ゲーミングPCケースの廉価版「RAVEN X」シリーズが登場、ATXタワーケースの「RVX01(SST-RVX01)」が発売された。

 国内代理店のディラックからは、ブラック+レッドカラーのウィンドウなしモデル「SST-RVX01BR」と、ウィンドウありモデル「SST-RVX01BR-W」が発売。価格は順に税込11,860円、税込12,940円(詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと)。

「V」の字を連想させる特徴的な前面デザインを採用、底面に120mmファンを3基搭載

 RVX01はエントリーレベルのゲーマー向けとされたPCケース。従来の「RAVEN」シリーズと同様に、マザーボードを90度回転して設置するレイアウトや“煙突構造”などを持ちながら、価格を抑えたという。「V」の字を連想させる特徴的な前面デザインも健在だ。

 “煙突構造”については、ボトムに3基のSilverStone製ファン「Air Penetrator」(120mmモデル)が装備されており、これによって上方向へのエアフローが発生し、上面から熱が排出される。さらに、トップに120mmファンを増設することで、エアフローが向上するという。

 また、筐体は「正圧設計」が謳われており、静粛性や防塵性にも優れるとしている。

 本体サイズは幅215×高さ485×奥行き500mm。ドライブベイは2.5インチ/3.5インチシャドウ×4で、5インチなどのオープンベイはなし。拡張カードスロットは7基。

 対応マザーボードタイプはATX、microATX。その他のPCパーツの対応サイズは、ビデオカードが長さ約347mmまで、CPUクーラーが高さ162mmまで、ATX電源ユニットが奥行き225mmまで。

 なお、SilverStoneは、別カラーのモデルとして、ブラック+ブルーカラーのウィンドウありモデル「SST-RVX01BA-W」、ブラック+グリーンカラーのウィンドウありモデル「SST-RVX01BV-W」を用意している。国内販売の有無は不明。

[撮影協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館]