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「ゲーム向け」をうたうASRockの無線ルーターが発売

筐体はプレステ2風デザイン、店頭イベントも実施

（2015/11/13 21:36）

（11/14 20:50更新）販売を確認。基板写真とイベントの模様を追加

　ASRock初の無線LANルーターが登場、ゲーム向け機能をウリとした「G10」が発売された。筐体はPlayStation 2を彷彿させるタワー型になっている。

　店頭価格は税込39,800円～40,980円前後（詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと）。

　G10は、IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANルーター。本体に送信・受信用のアンテナが各4本ずつ内蔵されており、転送速度は5GHz帯が最大1,733Mbps、2.4GHz帯が最大800Mbps。

　ゲーム向けの機能としては、各機器に最適な帯域幅を自動的に割り当てる「Gaming Boost」機能が搭載されている。機能を有効にするとゲーム用途が優先され、家庭用ゲーム機などには帯域の80%が、スマートフォンなどのモバイル端末には20%が割り当てられるという。

　また、本体上部にはMiracast/アクセスポイント機能を持つHDMIアダプタ「H2R」が装着されている点も特徴。H2RはHDMIコネクタとLAN端子を備えたスティック型のデバイスで、有線LAN回線を無線アクセスポイントにできるほか、Miracastアダプタとして利用できる。

　このほか、家電のリモコンコードを学習させ、無線LAN接続したモバイル機器で家電を操作できる「赤外線リモコン機能」やビームフォーミング、プリンタサーバー、NAS機能などが搭載されている。

　搭載するコネクタはGigabit Ethernet端子（WAN×1、LAN×4）、USB 3.0×2など。

　発売にあわせて、14日(土)にはソフマップ秋葉原リユース総合館の店頭で発売記念イベントが実施された。

　イベントではG10とH2Rの実機を利用した各機能の解説が行われたほか、G10の内部基板も公開。さらに、H2Rの単品販売は12月5日(土)に予定していると告知された(予価は税抜き7,990円)。

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