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外出先から自宅の家電が操作できるスマホ向け学習リモコンが発売

複数のリモコンを1台のスマホで操作、ラトック製

 スマートフォンが家電のリモコンとして使えるようになるラトックシステムの学習リモコンユニット「REX-WFIREX1」が発売された。外出先での操作にも対応している。店頭価格は税込14,120円(詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと)。

クラウドサーバーを介して外出先で操作が行なえる「家外モード」を搭載

 REX-WFIREX1は、無線LAN機能(IEEE 802.11b/g/n、2.4GHz帯)を備えたコンパクトな赤外線送受信ユニット。本体は円形で、サイズは直径104mm、高さ42mm、重量は約110g。

 スマートフォンやタブレットなどの端末で、テレビやエアコンなどの家電の操作が行なえる。端末で専用アプリのリモコン画面を操作すると、その内容が無線LANルーターを介して本体に送信され、そして本体が赤外線信号を家電に送る仕組みだ。無線LANルーターは別途用意する。

 また、クラウドサーバーを介して外出先で操作が行なえる「家外(いえそと)モード」が搭載されている。

 本体には温度・湿度・照度センサーが内蔵されており、アプリで部屋の状態を確認することも可能。同社は「在宅中の高齢者やペットの熱中症対策に活用できる」などと用途を提案している。クラウドサーバーの使用料金は無料。

 なお、外出先で家外モードにすることはできないため、外出前にモードを切り替えておく必要がある。

 本体には、国内主要メーカーなどのリモコン信号がプリセットされており、またプリセットされていない家電も、ユーザーが学習機能を使って登録すれば使えるようになる。独自フォーマットを採用した海外メーカー製品も学習可能とのこと。

 電源はUSB-ACアダプタまたは単3形アルカリ電池4本を使用。アルカリ電池使用時の稼働時間は約12時間。対応する端末側のOSはAndroid 4.4以降、iOS 8.4以降。付属品はUSB-ACアダプタ、USBケーブル(マイクロB-標準A)など。

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]