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8入力対応のRGB21ピンセレクターが登場、レトロゲーム機向け

カスケード接続で最大入力16,777,216ポートまで拡張可能

 RGB 21ピン対応セレクターの新製品が登場、クラシックPC救済委員会の「Super Selector CS(CLPC-SELMONM1001)」が発売された。「77台前後」を販売するという数量限定品。店頭価格は税込32,200円前後(詳細は「今週見つけた主な新製品」参照のこと)。

 三月兎1号店には、透明アクリルパネルの天板を備えたサンプルが展示中。なお、製品版の天板はブラックカラーで中を覗くことはできないとのこと。

カスケード接続に対応、最大入力16,777,216ポートまで拡張可能

 Super Selector CSは、RGB 21ピン入力端子を備えた8入力・1出力の映像信号セレクター。複数のレトロゲーム機やPCなどを切り替えて、ディスプレイやスキャンコンバーターなどに出力できる。

 「パソコン同人サークルならではの便利な機能」(同委員会)が搭載されているのも特徴。入力機器の電源がONになると自動的に接続する「オートセレクト機能」、全ての入力機器の電源がOFFになるとスリープモードになる「オート目覚まし&睡眠モード機能」などがある。

 また、カスケード接続をサポートしており、複数の本体を組み合わせることで、8台以上の入力機器に対応する。同委員会曰く「最大入力16,777,216ポートまで拡張可能」で、「理論的に無限大」などとアピールしている。

 本体サイズは幅27.2×奥行き12.4×高さ5.6cm。入力端子はRGB 21ピン×8、出力端子はD-Sub 15ピン×1、ステレオ音声(3.5mmジャック)×1。電源は付属のACアダプタ(5V)で供給する。

[撮影協力:三月兎1号店]