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バナナやイラストが入力デバイスになる「MaKey Makey」が販売中

階段をピアノ代わりにして曲を弾くことも可能

 バナナやパスタ、鉛筆で描いたイラストなどが入力デバイスになるというJoyLabzのキット「MaKey Makey」が三月兎1号店で販売中だ。

 販売されているのは、ジョイパッド風デザインの「Makey Makey Classic」(バージョン1.2)で、店頭価格は税込8,700円。

 このほか、直販サイトでは、USBメモリ風のスティックタイプ「Makey Makey GO」も販売されている。

様々な伝導体をPCの入力デバイスとして使えるキット

使い方
基板裏面
使い方
付属品
ダンスゲームをプレイする様子
階段の昇り降りで曲を弾く様子

 MaKey Makeyは、様々な伝導体をPCの入力デバイスとして使えるというキット。むき出しの基板、USBケーブル、いわゆる「ミノムシクリップ」が付いたケーブルなどで構成されている。

 基板とPCとをUSBケーブルで接続し、基板上の矢印マーク(↑↓←→)や「SPACE」「CLICK」の接点と、「EARTH」の接点とを導通させると、PCに入力できる仕組み。

 基板にミノムシクリップを繋げることで、色々な物体が入力デバイスになる。例えば、一方のクリップでバナナを挟んでおき、もう一方のクリップを右手に持って、左手でバナナに触れると、入力することができる。

 バナナ以外に、アルファベットスープ(英字の形をしたパスタ)や、植物などが使用可能という。鉛筆も使えるとのことで、Webサイトでは、紙に書いた「パックマンの十字パッド」のようなイラストにクリップを繋げ、実際にパックマンをプレイする様子が紹介されている。また、公開されている動画では、水を浸したバケツに足を入れてダンスゲームをプレイする様子や、階段をピアノの鍵盤代わりにして曲を弾く様子が紹介されている。

 なお、付属のマニュアルによれば、「↑」に「C」キーを割り当てるなどのリマップも可能とのこと。Webサイトにはリマップ用ページが用意されており、50種類のアクションが使用できるという。

[撮影協力:三月兎1号店]