SeagateのNAS用8TB HDDが税込39,800円に値下がり

　Seagate製NAS用HDDの8TBモデルが値下がり、「ST8000VN0002」が税込39,800円で販売されている。

　値下がりを確認したのは、パソコンショップ アークやツクモeX.パソコン館。ツクモeX.パソコン館は4月2日（土）時点で売り切れだが、近日中に入荷予定。

NAS用HDDの高速モデルが値下がり、8TBのNAS用HDDは4万円割れが恒常化？

　ST8000VN0002は、3月初旬に発売されたSeagateのNAS HDDシリーズに属する8TB HDD。発売時の価格は税込43,200円だったが、今回、3,400円ほど値下がりし、先日発売されたWestern DigitalのNAS向けHDDの8TBモデル「WD80EFZX」と同価格になっている。

　パソコンショップ アークによると、「今後の入荷分に関しても税込39,800円で販売は継続できる」とのことで、NAS向け8TB HDDの4万円割れは恒常化することになりそうだ。現時点では取扱店が少ないST8000VN0002だが、今後、取扱店が増えることで値下がりの動きが広まる可能性もある。

　ちなみに、8TB HDDは、税込26,000円前後で販売されているSeagate Archive HDDシリーズの「ST8000AS0012」が人気だが、こちらはプラッタがSMR技術で作られており、差分バックアップなど書き換えが頻繁に発生しない用途に最適なモデル。今回値下がりしたST8000VN0002はNAS向けの一般的な仕様のモデルなので、汎用性の面では勝る。

　また、ST8000VN0002は最大転送速度(公称値)が216MB/sと高速な点も特徴。ST8000VN0002と同じNAS向け8TBモデルのWD80EFZXは最大転送速度178MB/sなので、速度を気にする場合はポイントになるだろう。

[撮影協力:パソコンショップ アークとツクモeX.パソコン館]