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迫力満点!水冷仕様の“戦車PC”が展示中

製作はNVIDIAアンバサダーの森田氏

 元FreeTの店員M氏ことNVIDIAアンバサダーの森田氏が製作した改造PCの新作が登場、戦車型の「TANK PC」がツクモパソコン本店で展示中だ。展示期間は16日(土)まで。

Core i7-6700KやGeForce GTX 980 Ti、NVMe SSDを搭載したハイスペックPC

内部の様子
履帯部分には120mmファンを配置
正面
水冷タンク
下部にI/Oパネルが見える
左のディスプレイは29型
PCのスペック
運送に使った箱

 これは、ドイツの戦車「ティーガーI」をイメージしたという改造PC。ステンレスとアクリルを使った戦車型の専用ケースに、Core i7-6700KやGeForce GTX 980 Ti、Mini-ITXマザーボード、水冷システムなどを搭載したハイスペック仕様のPCで、履帯部分には戦車らしさを演出するため、リング状に発光するThermaltakeの120mmファン「Riing」を各4基(計8基)使用している。

 このほかの使用パーツは、ASUS Mini-ITXマザーボード「Z170I PRO GAMING、DDR4-2400メモリ 8GB×2枚、Samsung 製NVMe SSD「MZVPV256」など。水冷用のラジエーターは履帯部分の内側に各1基(CPUとGPU冷却用)搭載されている。本物の戦車のように走る事はできないが、本体サイズは非常に大きく、一緒に展示している29インチ液晶ディスプレイが小さく見えるほどだ。

 森田氏によると、今回のPCの製作期間は約3ヶ月で、「アクリルパイプを使った水冷は今回が初挑戦だったので、その点が一番苦労した」とか。シャーシのステンレス部分は、森田氏がデザインした上で、知人の業者に製作を依頼したという(費用は5万円)。

 なお、同店での展示終了後は、各種イベントなどで披露される予定。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]