ニュース

Raspberry Pi 2を使った監視カメラ作成キットが発売、玄人志向

自作IoT体験キットの「KURO-IOTEXP/Z01」

 Raspberry Pi 2ボードなどをセットにした玄人志向ブランドの“自作IoT体験キット”の第2弾が登場、監視カメラを作成できる「KURO-IOTEXP/Z01」が発売された。店頭価格は税込21,400円前後。

 販売ショップはパソコンショップ アークドスパラパーツ館

無線LAN・センサー搭載の監視カメラを自作、撮影した情報をメール送信可能

 この製品は、マイコンボードのRaspberry Pi 2やケース、ヒートシンクなどのパーツをセットにした自作キット。同ブランドの「自作IoT体験キット」としては、PC電源の遠隔操作装置を自作する「KURO-IOTEXP/KIT」(1月発売)に続いて2モデル目となる。

 今回は、Raspberry Pi 2ボードを使って、無線LAN・センサー搭載の監視カメラを自作するのが趣旨。キットには、無線LAN子機や赤外線カメラモジュール、超音波測距センサー、赤外線人感センサーなどが入っており、完成品では、カメラで撮影した情報をメール送信できるという。

 前回と同じく、同ブランドの上級者向け製品である「キワモノ」シリーズに属しており、またLinuxの知識が必要とされている点には要注意だが、ドライバー以外の工具は不要で、同ブランドは「お手軽なキット」と謳っている。

 また、「謎のサングラス男」によるマニュアル「玄人指南書」も付属。マニュアルでは、工作の手順や動作させるためのプログラムが紹介されており、同ブランドは「気軽にIoTの制作にトライできると思う」としている。

[撮影協力:パソコンショップ アーク]