「業界最高レベルの信頼性」をうたうHDD「WD Gold」が発売

　「業界で最高レベルの信頼性と耐久性を実現する」というWestern Digitalのデータセンター向けHDD「WD Gold」が発売された。

　ラインナップは8TBモデル「WD8002FRYZ」、6TBモデル「WD6002FRYZ」、4TBモデル「WD4002FYYZ」の3種類で、価格は順に税込74,980円前後、税込59,980円～61,320前後、が税込37,980～38,320円前後。

　販売ショップは、BUY MORE秋葉原本店、パソコンショップ アーク、ソフマップ 秋葉原 リユース総合館。

高い信頼性やパフォーマンスなどが要求されるデータセンター向けHDD

　WD Goldは6Gbps SATA対応の3.5インチHDD。高い信頼性やパフォーマンスなどが要求されるデータセンターに向けた製品で、1年間で最大550TBのデータが処理できるとしているほか、MTBFは8TBモデルで250万時間を公称する（6TB/4TBモデルは200万時間）。保証期間は5年間。

　テックウインドによれば、信頼性を保証するために、全製品で温度範囲を拡張したバーンイン（初期テスト）を行なっているとのこと。また、8TBモデルには、ヘリウム技術「HelioSeal」が採用されており、ヘリウムの封入によって回転時の抵抗を減らし、7枚のディスク（プラッタ）の内蔵を実現したという。

　ディスク回転速度は7,200rpm。キャッシュ容量は128MB。ホスト－ドライブ間の連続転送レートは、8TBモデルが205MB/s、6TBモデルが226MB/s、4TBモデルが201MB/s。動作音量は、8TBモデルがアイドル時20dB、シーク時平均36dB、6TB/4TBモデルがアイドル時29dB、シーク時平均36dB。

　本体サイズは高さ26.1×奥行き147×幅101.6mm。重量は8TBモデルが0.65kg、6TB/4TBモデルが0.715kg。

[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店とパソコンショップ アーク]