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驚異の44コア/88スレッド!総額140万円超えのXeon搭載PCがデモ中

オリオスペックが実施、デモは20日まで

 2基のXeon E5-2699 v4で44コア/88スレッドを実現した総額140万円超の超ハイスペックPCがオリオスペックで動作デモ中だ。同店ブランドのPC「DualForce WS v4」によるデモで、受注販売も行なっている。デモの期間は20日(金)まで。

 PCはBTO対応で、基本構成時(E5-2630 v4×2、メモリ64GB、HDD 1TB、Quadro K620など)の価格は税込521,640円。CPUをデモ機と同じE5-2699 v4×2に変更した場合は税込1,433,116円。納期は、前者の場合は約10日後、後者の場合は「要相談」としている。

Xeon E5-2600 v4ファミリーの最上位であるE5-2699 v4を搭載

44コア/88スレッド
タスクマネージャー
リソースモニター
デバイスマネージャー
PC内部
店頭POP

 今回のデモ機は、Broadwell-EPことXeon E5-2600 v4ファミリーの最上位であるE5-2699 v4(22コア/44スレッド、ベース2.2GHz/最高3.6GHz、キャッシュ55MB、TDP 145W)を搭載したもの。CPUを2基搭載することで、44コア/88スレッドというハイエンド環境を実現している。

 前述の通り、デモ機は、同店が販売する完成PCのDualForce WS v4で、非常に高価だが44コア/88スレッド環境を個人で入手することも可能だ。

 目を引くのは、Windowsのリソースモニターなどの画面。スレッド数が88と多いため、リソースモニターでは、ディスプレイを回転させて縦画面(1,080×1,920ドット)にしても、全スレッドが表示されないという状態だ。

 ちなみに、デバイスマネージャーでは、縦画面にすることで全てCPUを表示することができる。

 タスクマネージャーも、普通のPCではスレッド(論理プロセッサ)毎にCPU使用率がグラフで表示されるが、デモ機では簡略的に数字(パーセント)で表示されている。同店によれば、スレッド数が非常に多い環境では、グラフではなく数字での表示になるという。

 なお、デモ機を来店者が操作することはできない。リソースモニターやベンチマークソフト(Sandra)などの画面を見たい場合は、スタッフに声をかけてほしいとのこと。

[撮影協力:オリオスペック]