アキバ店員のPCパーツウォッチ

アキバ店員のPCパーツウォッチ

( Intel NUC )

このコーナーは、最近発売された気になるPCパーツの「その後」をショップ店員に聞くコーナーです。ショップ店員による売れ行き動向やアドバイスなど、購入等の参考としてご活用下さい。

Intel NUC

 超小型PC「Next Unit of Computing(NUC)」に対応したPC自作キットやマザーボードがIntelから発売された。手の平サイズでCore i3搭載、さらに実売価格が3万円前後と比較的安価なこともあり、多くのショップで好調な売行きを見せている。人気の中心は、HDMI×2+有線LAN搭載/ブラックケース採用の自作キット「DC3217IYE」だが、Thunderbolt+HDMI搭載/レッドケース採用の「DC3217BY」も順調な動きを見せている。

TSUKUMO eX.

 初回に入荷した有線LAN付きのモデルは無くなりましたし、Thunderbolt付きのほうも少し売れました。比率からすると有線LAN付きが人気ですが、内蔵用の無線LANモジュールの問い合わせも結構多かったですね。多分、ケーブルの取り回しをスッキリさせたいという事なんでしょうね。あと、HDDコーナーのスタッフが、この製品が出てからmSATA SSDが急に売れ始めたと言っていました。

ドスパラパーツ館

 自作キットはよく売れていますね。やはり、マザー単体と価格差があまりないので人気が高いですよ。今回の製品は、大きさを考えると、かなり良いスペックを持っているので、これから流行るかもしれませんね。

パソコンショップ アーク

 好調な感じですね。再入荷分もよく売れています。やはり小型なのと、Intel純正というところがポイントでしょうか。まあ、省電力や省スペースという点では、安価なノートPCの方がコスト的に良い気がしますが……。それでも売れるということは、ノートPCではなく、「PCにこだわりたい」人が結構多いということなんでしょうね。

PC DIY SHOP FreeT

 自作キットの方はやっぱり売れていますね。有線LANがついたほうが人気ですが、Thunderbolt付きの方も若干出ています。マザー単体はぼちぼちという感じ。やはり、自作キットとの値差が少ないですからね。自作キットのほうは息の長い製品になるんじゃないかと思いますよ。

TWOTOP秋葉原本店

 初回は意外にもさくっと売れました。用途次第だと思うんですが、結構気になっていた人がいたみたいですね。Mini-ITXで作ろうとしていた人には組み立てなくてもいい分、楽という面もあるようです。売れているのはHDMI×2個と1000Base-T LANコネクタを備えたモデルで、売り切れてもすぐに再入荷してきている感じです。

パソコンハウス東映

 売れてますよ。定番は黒いモデルですが、赤いThunderbolt付きモデルも、入荷したら指名買いであっという間に無くなりました。1000Base-T LANが無いのも気にしていないようですし、リビングPC用途でしょうね。あと、一緒にmSATA SSDを買っていく人も多いです。最初は256GBが売れると思っていたんですが、実際に売れているのは128GBのほうですね。

ソフマップ 秋葉原 リユース総合館

 当店は、マザーボードとアビーのケースのみの取り扱いだったためか、売れ行きはぼちぼちです。できればIntel純正の自作キットも入荷してほしかったのですが、発売した週に来なかったんですよね……。これぐらいのサイズだとテレビの裏にも設置できそうなので、ユニークな設置方法が開拓されたら面白くなるかもしれませんね。

(AKIBA PC Hotline!編集部)