DDR4 16GB×2枚組がついに1万円割れを記録、相場全体は値下がり傾向

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DDR4 16GB×2枚組がついに1万円割れ、税込9,980円で販売DDR4-5000対応のオーバークロック向け高速DIMMも登場

　11月2日(土)調査時、DDR4-3000 16GB×2枚組が特価で税込9,980円を記録。デスクトップPC向けDIMMの16GB×2枚組として、初めて税込1万円を割った。10月から11月上旬にかけてDDR4-3000の安値が続いた中、標準的な速度のDDR4-2400や2666ではなく、OC向けの3000による達成だ。

　なお、定例の調査日ではないが、11月14日(木)には別のショップで、DDR4-2666 16GB×2枚組が税込9,980円で特価販売された。2枚組が1万円を切った例はこれら2件に留まるが、9日(土)と23日(土)にはDDR4-2666の16GB単体品(1枚売り)が税込4,990円で特価販売されており、2枚買えば同じ9,980円となる。

　23日(土)時点の16GB×2枚組最安はDDR4-2666で、前回比1,320円安の11,550円。DDR4-3200が2,358円安の12,800円で続いている。平均の値下がり率は2666が9.1％、3200が15.9％と大きく、全体としてメモリ下落の流れは変わっていない。

11月14日(木)にDDR4-2666 16GB×2枚組が税込9,980円で特価販売

11月23日(土)にはDDR4-2666 16GBの単体品が税込4,990円でセール、一人4枚まで

DDR4-2666 32GB×2枚組が税込29,980円に

　より大容量の32GB×2枚組も値下がりしており、23日(土)調査時にDDR4-2666 32GB×2枚組が前回比3,548円安の税込29,980円と3万円を割った。

　ただし、32GBメモリを扱うショップは秋葉原でもまだ少数だ。

　新製品としては、11月中旬にCorsairからDDR4-5000(PC4-40000)対応の8GB×2枚組が登場。店頭価格は税込130,971円と高額だが、値動きばかりでなく、速度の向上という点でもメモリの時代を画する一ヶ月間だった。

DDR4-5000対応DIMM

8GB×2枚で16GB、販売価格は税込130,971円

DDR4-2666 SO-DIMMの32GB単体品が税込14,980円で特価販売

　SO-DIMMは、DDR4-2666の32GB単体品が11月23日(土)に税込14,980円で特価販売。2枚で29,960円なので、前述したDIMMの32GB×2枚組より20円安い計算だ。16GB×2枚組は、DDR4-2666が税込12,980円で前回調査時と変わらないが、DDR4-3200は3,010円安の税込16,970円に下がっている。

　8GB×2枚組は、DDR4-2666が11月2日(土)に税込4,880円を記録。これは異例の安値で、16GB×2枚組が1万円を割ったDIMMも、8GB×2枚組の過去最安は7月の税込5,333円であり、今回のSO-DIMMに及ばない。23日(土)時点で最も安いのはDDR4-2400で、前回比800円安の税込6,680円だ。