960GB SSDが税込25,800円に急落、大容量品を中心に値下がり進む

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960GBが税込25,800円に急落、世界最薄1.5mmの1TBモデルも登場

　2.5インチ大容量SSDの下落ぶりが顕著。960GB～1TBの主要モデルは25,000円台から40,000円弱の範囲に収まり、ご予算とお好みに応じてより取り見取りだ。

　急先鋒に立つPatriot Blastの960GBは、前回比3,080円安の税込25,800円。1GB単価が26円と、SSD全体で最も低い。3月上旬に25,980円を付けた直後は品薄となる人気で、その後に再入荷した。東芝製TLCタイプSSD採用のCFD販売 S6TNRG4QとApacer AS330 Pantherも引き続き30,000円を割ってはいるが、Patriotとの価格差は4,000円ある。

　このほか、SanDisk Ultra II(低消費電力版)が2,200円安の税込32,300円、同X400の1TBが3,520円安の税込33,980円と大幅安。Crucial BX200も税込34,980円で特売され、S6TNMG1Qの960GBは4,996円安の税込37,584円に急落した。やや高めの印象があるSAMSUNG 850 EVOも、税込40,000円を割るショップが大幅に増えている。

960GBで税込25,800円を記録した「Patriot Blast」

世界最薄の1TB M.2 SSD「SanDisk X400」

　上位機種とて例外ではなく、Extreme PROの960GBが複数ショップで税込39,800円に下落。一方、MX200は特価で税込38,800円だが、こちらは品薄になってしまった。

　480～512GBも値下がりが進んでいる。このうちBX200は通常15,000円台前半が中心だが、特価(税込)13,480円でクラス最安を記録。1GB単価は28円だ。Blastが税込13,880円で続き、やや離れてADATA SP550が税込14,780円となっている。少数派や旧製品を含めると、税込み15,000円以下で買えるモデルは調査時点で7機種に上る。

　今や気軽に買える240～256GBは、Blastの税込6,780円が最安。一部の特価ながらBX200の税込6,980円が続き、この2機種が税込み7,000円以下に収まる。予算を8,000円以下まで広げると、SP550やSanDisk SSD Plusなどが入るほか、東芝製SSD「Q300」の海外版が税込7,980円で入手可能だ。

　120～128GBはシステム用のCドライブに手頃なので、20,000円を割った頃から長年人気を保ってきたが、今日では何と4,000円を切るから驚く。件のモデルはまたもBlastで、前回比570円安の税込3,980円と聞けば、余剰パーツを集めて1台組もうかという気になろう。

　2.5インチ同様に求めやすいM.2/SATA接続タイプには、世界最薄というSanDisk製1TBモデルが登場。X400(128GB～1TB)のSD8SN8U-1T00-1122で、チップを基板の片面に実装し、わずか1.5mmの極薄SSDに仕立てている。調査時点の最安値は35,980円。M.2 SSDの1TBで店頭購入可能なのは、現在のところ、この1機種だけだ。

　X400は価格面においてもクラス最安で、512GBが税込17,980円、256GBが税込9,900円。ただし、在庫ショップ数は1～3店と少ない。このほか、今回調査ではMX200の500GBが税込19,800円、250GBが税込10,800円に、比較的よく見かけるADATA SP900も512GBが税込20,800円、256GBが税込11,280円に値下がりしている。

　M.2/PCIe接続タイプは、SAMSUNG SM951のうち、NVMe対応版(MZVPV)の512GBが3,820円も急落しており、複数ショップで税込39,980円。一方、256GBは税込22,980円で横ばいだ。SAMSUNGにはパッケージ製品の950 PROもあるが、512GBが税込51,710円、256GBが税込29,786円であり、SM951とは価格差が大きい。