あなたのイラストを3Dプリンタでフィギュア化！
萌えキャライラストコンテスト

3Dプリンタでフィギュアを出そう！

　3Dプリンタがブームの昨今、注目を集めつつある分野の一つが「フィギュア」。

　業務用3Dプリンタでは、モデリングデータを元にフルカラーフィギュアを製作することができ、「細かい作業をPCでやっておき、後は3Dプリンタの出力を待つ」という新しい可能性が個人のものとして現実的になってきました。

　3Dモデリングのスキルは必要ですが、フィギュア製作に便利なソフトやサービスも徐々に登場、実はハードルも下がってきています。

　ならば、まずやってみよう！ということで、AKIBA PC Hotline!＋Que!の連動企画として、皆さんのオリジナルのイラストから選出されたものを3Dモデリングし、それを実際に3Dプリンタで出力できるフィギュアのデータとして作成、実際に出力するまでを全公開することにしました。

イラスト→3Dプリントでフィギュアの実例

【こうなります】

例えばこういうイラストが……

こういう3Dフィギュアになります（高さ3cm・フルカラー石膏での出力例）

　実例として、自作PC関連のキャラクターでおなじみ白四さんのキャラクター「平那美姫」をイラストから3Dモデリングし、石膏カラー3Dプリントしたものを紹介します。

　3Dモデリングのモデラーは、StoneyDesignerやBlenderを使っての2D→3Dモデリングを得意とする、Sho BaBaさん。正面と背面のイラストを元にして、3Dプリント出力可能なモデリングデータを作り、個人向けの3Dプリンタとして知られる樹脂素材を使った熱溶解積層タイプのオープンキューブ社SCOOVO C170で出力して造形を確認、最終的に3Dプリントサービスを使って石膏カラー出力で12cmと3cmのフィギュアを出してみました。どうです？なかなかいでしょう？

　樹脂の熱溶解積層出力している12cm版は、出力スピードを優先して少し粗めに出力したものですが、これを使って自分で表面加工してガレージキットを作ることもできます。石膏カラーの出力は、色もついてフィギュアとしてはかなりの完成度です。

　この「平那美姫」のフィギュアの3Dデータはサンプルとして公開しますので、興味のある方はこれで実際に3Dプリンタで出力してみて下さい。

【12cmの大型モデルで出力した例】

フルカラー石膏の例

個人向け3Dプリンタ（SCOOVO C170）での出力例（協力：オープンキューブ）

【モデリングデータ】
3cmフィギュア：[STLファイル][PLYファイル]
12cmフィギュア：[STLファイル][PLYファイル]

あなたのイラストをフィギュアに！

　このイメージで、あなたのイラストを3Dフィギュアにしてみましょう！

　コンテストの開催中は、イラストから3Dプリンタでフィギュアにしていくことをテーマにした連載もここで掲載していくのでお楽しみに！

　コンテスト概要は以下のとおり。応募ページへのリンクはこのページの最下部に用意しました。