取材中に見つけた○○なもの

「Windows CEって何ですか?」とお店のスタッフに聞かれた話

 6月上旬からツクモeX.パソコン館で展示が始まっている富士通「INTERTOP CX300」の試作機ですが、前回紹介した時には無かったACアダプタが店頭に届いていました。

 INTERTOP CX300は、富士通が1999年5月に発表したWindows CE搭載ハンドヘルドPC。最大16時間(オプション装着時)というバッテリーライフやノートPCのようなスタイルで利用できる点は、非常に魅力的で、テキスト編集がメインのユーザーにとっては気になる存在でした。また、当時普及していたWindows 98/95と異なり、電源ボタンを押せば瞬時に作業が継続できる起動の早さも魅力でした。

 というわけで、久々にWindows CE端末を触る機会に恵まれた訳ですが、今から17年も前に発売された端末なので、当時の状況を知らないスタッフも多く、「Windows CEって何ですか?」と聞かれる事もちらほら……。時の流れは早いものです。

 本体はショーケースの中に展示されており、ACアダプターによる給電ができないので、静態展示のままですが、ここ数日は展示しているようなので、興味がある方は確認してみてください。

デスクトップ画面。液晶はDSTN
スタートボタン
満充電でも表示されるため、内蔵バッテリーは交換が必要な模様