年末年始のアキバはWindows 10の売れ行きが絶好調、予想以上の人気でパッケージ版は品薄に

Windows 10パッケージ版

　年末年始の秋葉原ですが、PCショップはかなり盛況だったようです。

　複数のショップによると、PCパーツ系は昨年から続いているRyzen人気や、キャッシュレス決済の還元効果、福袋など年始のセール品目当てに多数の来客があった模様。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店のスタッフによると、「1月3日（金）は夕方まで行列が絶えなかった」「秋葉原で20年仕事をしているけど、こんなに忙しかったのは初めて」ということなので、かなりの忙しさだったようです。

　こういった状況の中で、各ショップが「予想以上の売れ行きだった」というのがWindows 10。各ショップとも、年末年始の来客増加に備えて、事前にかなりまとまった数量を用意していたようですが、今回はこれまでの年末年始と異なり、Windows 7の延長サポート終了直前ということもあり、例年以上にPC一式の購入やOS単体の駆け込み購入が多かったようです。

1月7日に撮影(ドスパラ秋葉原本店)

12月27日に撮影(ドスパラ秋葉原本店)

Windows 7の延長サポート終了まであとわずか

　1月7日（火）にWindows 10 Home / Proの在庫状況を確認したところ、リテールパッケージは多くのPCパーツショップで売り切れ、または在庫があってもごく少量という状況。一方、DSP版の在庫は「潤沢」というショップがある一方で、ツクモeX.パソコン館のように「予想を超える売れ行きで、一時的にDSP版も在庫が無くなった（パッケージ版は売り切れ）」というショップもあり。また、「アップグレード用にパッケージ版を買いに来たが、無かったから代わりにDSP版を購入する」という人もいたとか。

ツクモパソコン本店IIの状況

ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館の状況(POPの「販売終了」は「売り切れ」の意味とのこと)

ドスパラ秋葉原本店の状況

　ちなみにWindows 7関連ではこのほかに、「Windows 7を搭載したPCの買い取り依頼が急に増えた」「（HDD/SSDのバックアップ用に）コピー機能を備えたHDDクレードルの売れ行きが伸びた」という話もあったので、Windows 7からの乗り換え需要はかなりあったようです。

DSP版Windows 10は在庫あり

　Windows 7の延長サポートが終了する1月14日（火）まで残り1週間。Windows 10はパッケージ版やDSP版のほかにダウンロード版もあるので、店頭で購入できなかったという方はそちらもチェックしてみてください。