取材中に見つけた○○なもの

音量を忠実に再現する“電流帰還方式”採用のポータブルアンプが販売中

ビット・トレード・ワン製

ヘッドフォンの性能を最大限に引き出すという「電流帰還方式」を採用したポータブルヘッドフォンアンプ。

 音量を忠実に再現し、ヘッドフォンの性能を最大限に引き出すという「電流帰還方式」を採用した、ビット・トレード・ワンのポータブルヘッドフォンアンプ「電流帰還式ポータブルヘッドフォンアンプ」が三月兎2号店で販売中。実売価格は16,995円。

 この製品は、ヘッドフォンのインピーダンス変動に影響されず、低音から高音まで音量を忠実に再現する技術「LIIE TECHNOLOGY(Load Impedance Independent Engine Technology)」を搭載したモデルで、ヘッドフォンの性能(周波数特性)を最大限に引き出せることをウリとしている。主な仕様は対応インピーダンスが16~600Ωで、最大出力電力が50mW+50mW(16Ω時)、搭載する入出力端子が3.5mmステレオミニジャック。本体は単四電池×4本動作。

 実はこの製品、昨年8月に発売された工作キット「電流帰還式ヘッドフォンアンプ(AD00031)」の組み立て済み完成モデルで、従来モデルはユーザー自身で半田付けや組み立て作業が必要でしたが、今回発売されたモデルはすぐに使用できるようになっています。

 組み立て済みになった以外にも、内部のコンデンサがオーディオ用になっていたり、フロントのネジが手回しタイプになっていたりと、従来モデルよりもパワーアップしているところもあります。

 従来モデルは組み立てが必要でちょっと手が出しにくかったという人など、購入を検討してみてはいかがでしょうか。

内部の様子。
オーディオ用コンデンサを搭載。
低音から高音まで音量を忠実に再現する技術「LIIE TECHNOLOGY」について。
フロントビュー。
主な仕様。
パッケージ。
こちらは組立が必要な従来モデル(画像は組み立て済み)。同店にて9,980円で販売されている。

(森 篤司)