【 2000年7月15日号 】

これは机かPCケースか?問題作の「PRISM」発売開始

PRISMPRISM
PRISMPRISM
PRISMPRISM

 これは机なのか?それともPCケースなのか?

 机とPCケースが一体化した“衝撃の問題作”「PRISM」が予定より1日遅れの14日(金)から発売になった。すでにお伝えした通り、この製品は星野金属工業が開発した総アルミ製の机型PCケース。天板に強化ガラスを使い、その下に335W電源付きATXケースが全て丸見え状態で設置されているというかなり変わった製品だ。標準モデルのtypeAと、ATXケース部をブラックアルマイト加工し、ケース用ファンを3つ標準搭載したtypeA+の2モデルがあり、実売価格はそれぞれ93,800円と109,800円となっている(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 この「PRISM」はデザインの奇抜さもさることながら、28.5Kgという異例の重量、約80cm四方という大きな設置面積、個人用のPCケースとしては突出して高価な点など、気になる点が多いのも事実。しかし、これまで総アルミPCケースや斜面フロントのPCケースなど、常識を打ち破る製品を次々に投入しては成功している同社だけに、今回もあっと驚く展開にならないとも限らない。実際、一部のショップでは実物を見ないまま現金を支払って予約していった人も複数いるそうで、これにはショップ側も驚いたというから、やっぱりわからない。いずれにしても、注目度が高いのは確か。

 実物を見てみたいという人は、ツクモパソコン本店IIツクモ10号店ツクモParts王国にデモ機が設置されているので見てみるといい。特に机としては高さが調整できない構造のため、購入を検討している人は自分の体と合うのかどうか、一度店頭でチェックしておくのがベスト。

 少なくともパソコンデスクとPCを同時に購入したいと考えている人には、ひとつの選択肢になりそうだ。

□PRISM(ソルダム/星野金属工業)
http://www.soldam.co.jp/prism/
http://www.hmi.co.jp/products/desk.html
【2000/7/8】衝撃の問題作?総アルミ製の机型PCケース「PRISM」
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20000708/etc_prism.html

 (星野金属工業 PRISM)

[撮影協力:ツクモパソコン本店IIツクモ10号店高速電脳]


[前の記事]: SOLTEKから妙な日本語で喋るマザーボードが発売に
[次の記事]: Athlon用オーバークロックツールに12.5倍対応などの新種

[ Back ]戻る