【 2000年10月28日号 】

ツクモがPCパーツ専門館「ツクモeX.」で中央通りに進出

ツクモeX.ツクモeX.
秋葉館秋葉館
OVERTOP IIクロスオーバー

 今やアキバでのPCパーツ販売では売場面積No.1のツクモが、いよいよアキバのメインストリートである中央通りに進出する。地下1階、地上8建てのビルを利用したPCパーツ専門館「ツクモeX.」を11月3日(金)にオープンさせるもので、現在ビルの改装工事が急ピッチで進められている。

 「ツクモeX.」が使うビルは、6月にT-ZONE.アウトレット店が閉店して以来空き状態になっていた北原ビル(ブロックE2-[b5])。このビルは大きなT字路の角地に建ち、数年前までT-ZONE本店として長く使われていたことでも知られるランドマーク的価値の高いビル。25日(水)の発表内容によると、このビルは外装を黒で統一するほか、中央通り側の外壁には全長15mの縦型電光掲示板も設置して情報発信も行うというから、よりいっそう人目をひく存在になることは間違いない(電光掲示板ではAKIBA PC Hotline!をはじめ、PC WatchなどWatchシリーズのヘッドラインが流れる予定)。

 販売フロアはB1F~5Fが利用され、6Fはサポートフロアになる。B1Fが特設会場、1FがCPU/HDD/メモリフロア、2Fが周辺機器フロア(サウンドカードなど)、3Fがマザーボード/モニタフロア、4FがPCケース/アクセサリフロア、5FがカスタマイズPCフロア(ベアボーンPCなど)となり、6Fのサポートフロアでは日替わりでABITやAOpenなどのマザーボードメーカーのスタッフが常駐し、他店で購入した製品をもサポートするという。まさに、PCパーツ系の商品とサービスが全て揃う、アキバ最大のPCパーツ専門店が誕生するというわけだ。

 また、同じ中央通りの話としては、PCパーツショップではないものの、Macintosh専門店の秋葉館も中央通り沿いのビルを丸ごと使って新しい店舗をオープンさせることが明らかになっている。以前までソフマップ13号店が使っていた第2中栄ビル(ブロックC2-[e2])を利用し、11月10日(金)に新装オープンする予定。外装を全て黄色で統一し、巨大な「秋葉館」の文字を外壁につける計画で、こちらもかなり目立つショップになりそうだ。なお、今までの秋葉館本館は秋葉帝が移転する形で「秋葉館Win」としてリニューアルし、毎週金曜日に限って深夜0:00まで営業する異例の深夜営業PCパーツショップに生まれ変わる。秋葉館新館と秋葉館別館は新しい秋葉館に統合されるそうだ。

 ほかにもOVERTOPの2号店としてOVERTOP IIが27日(金)にオープンしているほか、ジャンクショップのクロスオーバーが29日(日)に一旦閉店し、11月3日(金)にPCパーツショップとして新装オープンする予定が明らかになるなど、年末商戦を控えてショップの動きが慌しくなっている。


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