現在出回っているのは英語版の製品だが、TVチューナーは国内のTV放送も受信が可能で、TV番組をMPEG-2などで予約録画することができる。タイムシフト再生も可能で、S端子などの外部入力からの映像もキャプチャすることができる。MPEG-2はソフトウェアエンコード。

　TVチューナー内蔵のビデオカードでは、数多くの入出力コネクタをサポートするために大型のコネクタボックスをつける例が多いが、この製品では2本のケーブルを接続するだけでよく、ケーブル類がすっきりまとまっている。

　高速電脳の検証によると「ステレオ受信にも対応している」そうだ。

[撮影協力:FRESH FIELDとPCiN秋葉原とコムサテライト2号店とPCiN秋葉原]

　現在出回っているのはinfoMagic扱いまたはシネックス扱いの日本語版パッケージで、いずれも「Intel純正チップセットでのみ動作する」という条件で販売されている。具体的な動作チップセットや不具合内容についてはinfoMagicが告知しており、それによると「動作確認済みのチップセットは440BX、i810、i815、i820の4種類で、Apollo Pro133Aではスクリーンセーバー動作時にフリーズしたり、画面表示がおかしくなる」という。

　一般的なPCI版ビデオカードやAGP版のMillennium G450と異なり、基板上にPCI-PCIブリッジチップを搭載している。

□Millennium G450 PCI版のみの制限（infoMagic)
http://aserve.procen.net/infomagic/products/view.asp?I_compname=Matrox&I_groupname=Millennium+G450#MillenniumG450 PCI版のみの制限

[撮影協力:ぷらっとホームとコムサテライト1号店とツクモParts王国]

　ビデオカード上には、動作状態確認用の「AGP4X」「Error」「Power」といったLEDが用意されている。

[撮影協力:ツクモParts王国]

　ビデオメモリは32MBで、TV出力機能の有無で2モデルがラインナップされている。

[撮影協力:コムサテライト3号店とパソコンハウス東映とツクモParts王国]

　簡易日本語マニュアル付き。

[撮影協力:ツクモParts王国]

　TV録画ソフトのPowerVCR IIやビデオ編集ソフトのUlead VideoStudio SE 4.0が付属しており、ソフトウェアエンコードでのMPEG-2録画にも対応している。

　チューナーとTVエンコーダチップはPhilips製で、「代理店によるとTVチューナーはモノラル」（コムサテライト3号店）とのこと。

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]

　Guillemot（Hercules）製で日本語マニュアルが付属している。

[撮影協力:USER'S SIDE本店]

　VGAコネクタ＋DVIコネクタの「Type C」のサブ基板を標準装備した製品で、TwinViewにも対応している。ビデオメモリは32MB。

[撮影協力:コムサテライト1号店]

　ビデオメモリは32MB。

[撮影協力:俺コンハウス]

　C.P.Technology製。

[撮影協力:コムサテライト3号店]

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

　VGAコネクタ＋DVIコネクタタイプの「Type C」の製品で、既存のコネクタと変更することで、TwinViewやデジタル出力に対応できる。

　このコネクタを標準装備したビデオカードPLATINUM GeFORCE2 MX SIF Type Cは今週、新製品として発売されている。

　店頭発売されたSIF対応交換コネクタはVGAコネクタ×2の「Type B」、5BNCコネクタの「Type D」に続いて3製品目。

[撮影協力:コムサテライト1号店]