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“Tualatin”コアのPentium III-Sにシリーズ最速1.26GHzが登場
動作クロック以外のスペックは1.13GHzモデルと違いはないものの、現時点で「最高クロックのPentium III」となるこのCPUは、コアなユーザー達から注目を集めるのは間違いなさそうだ。なにしろ、従来のPentium IIIとは製造プロセスが違ううえ、クロックはシリーズ最速、さらにキャッシュは倍の512KBを搭載しているのだ。単独で動作させた場合のパフォーマンスも気になるところだが、Dualで動作させた場合のパフォーマンスもおおいに気になるところ。また、保証外のオーバークロック耐性についても知りたいと思うパワーユーザーも多そうだ。
先週、今週ともにバルク品での登場だが、Pentium IIIの最新のデータシートにはリテールパッケージ品(S-Specが「SL5LV」の1.13GHzモデルと、同「SL5LW」の1.26GHzモデル)の記述も見られることから、リテール品のアキバ登場もそう遠い日のことではないかもしれない。ちなみに、先週登場したバルク版1.13GHzモデルのS-Specは「SL5PU」、今週のバルク版1.26GHzモデルは「SL5QL」となっていた。
実売価格は61,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
□Pentium III Processor Specification Update(Intel)
http://developer.intel.com/design/pentiumiii/specupdt/244453.htm
【2001/6/30】“Tualatin”コアを採用した最新型サーバー向け「Pentium III-S」がデビュー
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20010630/pentiumiii-s.html
(Intel Pentium III-Sシリーズ) |
[撮影協力:パソコンハウス東映とコムサテライト3号店と高速電脳と秋葉館Win]
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