【 2001年10月27日号 】

Promiseから137GB超のHDDにも対応したUltra ATA/133カード発売

Ultra133 TX2Ultra133 TX2
Ultra133 TX2Ultra133 TX2
Ultra133 TX2Ultra133 TX2

 Ultra ATA/133に対応した2製品目のインターフェイスカードが出回り始めた。製品はUltra ATA/133規格が正式発表されると同時にアナウンスされたPromiseの「Ultra133 TX2」。先だって発売されたACARDの「AEC-6880」とは違ってRAIDには対応していないものの、従来の規格では扱えなかった137GB以上のHDDに対応するBig Drive仕様(48bitアドレッシング)をサポートしているなどの特徴がある。

 「Ultra133 TX2」は例によってシンプルなカード構成で、外観はごく普通のIDE対応PCIカードに過ぎない。Ultra ATA/133対応のコントローラーとしてPDC20269を搭載している以外は特に目立った部品もなく、あとはカード上にIDEコネクタが2つついているだけだ。

 しかし、内部に搭載している機能は最新のテクノロジーがつめこまれ、IDE 1ポートあたりのデータ転送速度を133MB/sに引き上げるUltra ATA/133に対応、またこのカード自体が通常の33MHz PCIバスのほか32bit/66MHz PCIバスにも対応しているため、カードとしてのデータ転送速度は最大266MB/sにまでアップするという。

 そして重要なのは、初めてBig Drive仕様に対応した製品であるということ。これはMaxtorが制定した新しいIDE HDDのアドレッシング規格で、これまでのIDEで管理可能なHDD容量として壁になっていた137GB限界を打ち破るもの。この仕様の採用により、管理可能な容量は137GBから144PB(PetaByte)へと大幅にアップしている。

 HDD自体の内部データ転送速度がまだおいつかない状態では、Ultra ATA/133の意味はさほどないないともいえるが、Big Drive仕様の採用は、もう発売が間近とみられるMaxtorの160GBモデルを含むIDE HDD「DiamondMax D540Xシリーズ」の存在を考えれば、実はBig Drive仕様のインターフェイスカードの登場という点は非常に重要な意味を持つ。少なくとも160GB HDDの購入を考えている人にとっては、場合によっては必須アイテムとなる製品になる可能性もあるのだ。

 これから高速大容量のIDE HDDを構築する予定のある人にとっては、見逃せない重要な製品といって間違いない。リテールパッケージ品とバルク品の両方が販売されており、実売価格は5,980円~7,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

□Ultra133 TX2(PROMISE TECHNOLOGY)
http://www.promise.com/Products/Default.htm#ADAPTERS
□PromiseがUltra133インターフェース拡張カ-ドを発売(シネックス)
http://www.synnex.co.jp/press/promise/
□Big Drive(Maxtor)
http://www.maxtor.com/products/bigdrive/
【2001/10/13】Ultra ATA/133対応のIDE RAIDカードが発売に、メーカーはACARD
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20011013/etc_ata133raid.html

 (Promise Ultra133 TX2)

[撮影協力:高速電脳ツクモParts王国OVERTOP俺コンハウス]


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