主なスペックは最大内部転送速度が87.1MB/s、平均シークタイムが4.9ms、バッファ容量が4MBといったもの。

　このシリーズは2000年10月に発表され、「評価用サンプルは2001年第一四半期の出荷」とされていたが、実際の製品が店頭発売されたのはこれが初めて。

　IBMでは接続インターフェイスをUltra320 SCSI対応にした姉妹モデルもラインナップしている。

□ニュースリリース（日本IBM）
http://www-6.ibm.com/jp/NewsDB.nsf/2000/10251

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]

　既に発売されているUSB対応製品MPD2110USB1-Bのインターフェイスを変更した製品で、「ノートPC本体のバッテリーを消費することなく外付けHDDを利用できる」という特徴は同じ。フル充電時の連続動作時間は「10時間以上」で、内蔵バッテリーが切れた場合はバスパワー方式による電源供給に切り換わる。

　本体サイズは幅80mm×奥行き140mm×厚さ20mmで、重量は110g。付属品はドライバソフト、充電用ACアダプタ、日本語マニュアルなど。

□関連記事
【10月20日】MPD2110USB1-B(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20011020/ni_i_hd.html#mpd2110

　電源はUSBまたはIEEE-1394のバスパワーを利用する方式。ユニークな動作モードとして「IEEE-1394とUSBの両方をPCに接続し、転送インターフェイスとしてIEEE-1394を、電力供給源としてUSBを利用する」機能も備えている。この機能により、電源供給能力のない4ピンのIEEE-1394コネクタを使う場合でもACアダプタなしで利用できる。

　本体サイズは幅75mm×奥行き127.6mm×厚さ14.3mmで、重量は185g（HDD含む）。

　革製のキャリングケースのほか、組み立て用の精密ドライバやドライバソフト、日本語マニュアルが付属する。

　本体カラーはバイオレット（MM-CX1JV）とシルバー（MM-CX1JS）の2種類。

[撮影協力:アイ・ツー 東京 Mobile専科]