マニュアルには「イベントなどでの展示目的とした製品」という旨の記述があり、さらにすべてがアクリル素材のため、使用に際しては静電気への対策が必要になるといった注意事項も併記されている。家庭での使用といった一般用途向けではないこともあり、電磁波対策なども施されていない。

　ドライブベイは、5インチ×4、3.5インチ×1、HDD用3.5インチシャドウ×3となっているものの、3.5インチベイはベゼルが露出するフロントパネルの開口部のみが3.5インチサイズとういだけで、内部は5インチベイと同じ幅になっている。そのため、FDDなどの装着には長さのあるパイプ状のアクリル製スペーサーを挟んでネジ止めするという特殊な固定方法になっている。

　そのほかのドライブ機器やマザーボードなどの装着も、同様にアクリル製スペーサーを挟んでネジ止めする方式で、基本的にはケースやドライブベイのフレームに直付けする形になるため、ネジをきつく締めたり大きい荷重がかかったりするとケースやフレームを破損する可能性がある。また、マニュアルには「製品の性質上加工精度に誤差があり、ネジ穴等の位置が多少ずれている場合がある」との注意事項が記されている。

　付属品は、前述のマニュアルや組み立て用のスペーサー、ネジのほか、電源スイッチ、LEDなど。電源スイッチとLEDは部品として付属しており、使用する際は個々でケースへの取り付け作業を行なう必要がある。また、電源ユニットは付属しておらず、別途入手が必要になる。

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[撮影協力:高速電脳]

　前面パネルの左右両端の角が45度に加工されているなどの特徴がある。

　電源は別売。

□LIAN-LI
http://www.lian-li.com.tw/

[撮影協力:高速電脳]

　サーバー向けの製品で、キャスター4個と前面ファン4個、背面ファン2個が付属している。電源は別売。

□LIAN-LI
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[撮影協力:ぷらっとホーム]

　水冷キットは、ケース上部の温度表示用LEDとラジエーター、給排気用ファンと、ケース下部の冷却液用タンクなどから構成されるもの。標準でCPU冷却用の冷却ヘッドが付属するほか、ビデオチップ用冷却ヘッド（2,480円）やチップセット用冷却ヘッド（2,480円）、3.5インチHDD用冷却ヘッド（4,980円）、追加用CPU冷却ヘッド（2,980円）などのオプションも用意されている。

　ケース上部に温度表示用LEDや給排気用ファンがあるさまは、「いかにも」といった趣がある。

　電源は別売。

　上記のほか、ぷらっとホームでも入荷予定があるそうで、店内に展示中。予価は49,800円。

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[撮影協力:フェイス]

　色別に4つのモデルが販売されており、特にユニークなのが左右でカラーが異なる「シルバー＆レッド」モデルと「シルバー＆ブルー」モデルの2タイプ。これらのモデルは両側とも金属光沢のある表面仕上げで、色がついているのはいずれも右側。この右側部分には「NEXtec202」という製品名もレリーフ状に彫りこまれている。
　残りの2モデルは、前面パネルがアイボリー1色に塗装されたタイプと、色がつけられていないシルバー1色のタイプ。

　このほか、5インチベイのうちの1つにCD-ROMドライブ用の開閉式カバーが予めはめ込まれており、前面のデザインを崩さずに一般のCD-ROMドライブなどを利用できるという特徴や、側面USBポート（背面引き回し式,2ポート）を備えているという特徴もある。

　搭載電源は320WのPentium 4対応タイプ。

[撮影協力:DOS/Vパラダイス秋葉原2号店]