箱パッケージはGA-8IEXとGA-8IEXPで異なり、GA-8IEXPはGIGABYTE初の取っ手付きタイプ。

　箱の裏面には同社製FSB 533MHz対応マザーボードのリストが貼りつけられており、その中にはi850EチップセットとICH4チップを組み合わせてUSB 2.0にも対応し、さらにPC800とPC1066に対応するというユニークなマザーボード GA-8IHXPも掲載されている。

[撮影協力:パソコンハウス東映とT-ZONE. PC DIY SHOP]

　オンボードデバイスはVGAと6ch対応サウンド機能、LANインターフェイス、BIOS保護機能のDual BIOSなど。

[撮影協力:パソコンハウス東映とT-ZONE. PC DIY SHOP]

　発売された製品は標準モデルのP4B533と上位モデルのP4B533-Eで、P4B533-EではUltra ATA/133対応IDE-RAID機能(PDC20276)とLAN、IEEE-1394インターフェイスが追加で用意されている。2製品に共通する機能は、6チャネル出力対応のサウンド機能や起動ロゴ画面の変更機能など。
　搭載しているマニア向け機能も2製品でほぼ共通で、1MHz単位でのFSB設定機能(100～200MHz)やコア電圧/メモリ電圧/AGP電圧の変更機能など。

　基板デザインは2製品で微妙に異なる。

　上記のほか、エルプラザでも一時販売が行われていたが、「誤りだった」として既に販売を中止している。

[撮影協力:パソコンハウス東映]

　パッケージは銀色で大変目立つ。

[撮影協力:ソフマップ1号店 Chicago Windows専門館とT-ZONE. PC DIY SHOP]

　これは「特に信頼性に優れた回路」（AOpen）を設計することができたためだそうで、特定のDIMMをFSB 533MHzのPentium 4と組み合わせた場合のみ利用できるようになるという。「動作確認済みメモリ」として挙げられているのはWinbondやKingMax、Apacer製のDIMMで、「W942508AH-6」や「KDL684T4A2A-05」、「K4H280838C-TCB3」などといったメモリチップの型番なども記載されている。BIOSにも専用の設定項目が用意されている。

　搭載しているオンボード機能はVGA、サウンド機能、LANインターフェイス、POSTコード音声告知機能、BIOS保護機能のDIE-HARD BIOSなどで、マニア向け設定機能としては1MHz刻みのFSB設定機能(100～248MHz)やコア電圧変更機能などを備えている。

　インテル製チップセットを搭載して「PC2700対応」をうたうマザーボードはこれが初めて。

[撮影協力:高速電脳とパソコンハウス東映]

　i845Gチップセット搭載の姉妹モデル AX4G Proとは違ってPC2700対応DIMMには対応せず、他のi845E/Gチップセット搭載マザーボードと同じくPC1600と2100のDDR DIMMにのみ対応している。
　基板デザインもAX4G Proとは違うもの。

　搭載しているオンボード機能はUltra ATA/133対応IDEインターフェイスとサウンド機能、LAN、POSTコード表示機能など。Ultra ATA/133対応IDEインターフェイスはPromise PDC20275によるもので、IDE-RAID機能は備えていない。マニア向け設定機能としては1MHz刻みのFSB設定機能(100～248MHz)やコア電圧変更機能などを備えている。

[撮影協力:FRESH FIELD ADACHIと高速電脳]

　搭載しているマニア向け設定機能は1MHz単位のFSB設定機能(100～200MHz)やコア電圧/メモリ電圧/AGP電圧の設定機能など。

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[撮影協力:高速電脳とPC-Success]

　Socket A用として発売されている同種モデルAT7(Apollo KT333)のSocket 478版ともいえる製品で、LANやIEEE-1394、USB 2.0、光出力対応6chサウンド機能、4チャネルのUltra ATA/133対応IDE-RAID機能(HPT374)といった多様なオンボードデバイスを搭載しているのは共通の特徴。PS/2コネクタがないのも同じ。

　ただし、チップセットの違いなどから細部の仕様はかなり異なっており、具体的には「PCIスロットが1本増えて4本になった」「DDR DIMMスロットが1本減って3本になった」「チップセットがUSB 2.0をサポートしているため、USB 1.1のみに対応したUSBコネクタが無くなり、USB 2.0対応コネクタが10個になった(オンボードでは6個)」「チップセットがUltra ATA/133をサポートしないため、IDEチャネルの構成がUltra ATA/133対応×6からUltra ATA/133対応×4＋Ultra ATA/100対応×2になった」「チップセットの制約により、PC2700のDDR DIMMには対応せず、PC2100のDDR DIMMまでの対応になった」「POSTコード表示用LEDが新設された」などの違いがある。

　搭載しているマニア向け設定機能は1MHz単位のFSB設定機能(100MHz～200MHz)やコア電圧/メモリ電圧設定機能など。

　なお、10個ものUSB 2.0コネクタはUSBハブチップを使ったものではなく、ICH4内蔵機能とVT6202コントローラチップを併用したもの。独立したUSB 2.0コントローラチップを搭載したi845E/Gチップセット搭載マザーボードはこれが初めて。

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[撮影協力:サトームセン パソコン館 PC isLand]

　6チャネル対応のサウンド機能とLANインターフェイスを搭載している。

[撮影協力:LAN/PLAZA]

　主なオンボードデバイスはVGAとサウンド機能、LANインターフェイスなどで、搭載しているマニア向け機能はFSB設定機能など。

　マニュアルには、内蔵ビデオ使用時にAGPスロットを使ってTV出力やDFP出力を実現するオプションカード LTI2-845Gへの対応がうたわれている。

　同種のオプションカードはIDFなどのイベントで存在が明らかにされており、実際にDVI出力カードなどが展示されている。

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[撮影協力:高速電脳]

　PC800-40/45対応RIMMに加えてPC1066対応RIMMが利用できるという特徴がある。付属マニュアルによるとPC1066対応RIMMには「PC1066-35」と「PC1066-32」の2種類があるとされており、SAMSUNG製の「MR16R0828BN-1CM9-35」と「MR16R0828BN1-CN9-32」が動作確認済みRIMMとして挙げられている。

　「PC1066対応」として既に発売されているASUS製マザーボード P4T533-Cのマニュアルに記載されていた動作確認済みRIMMは「SAMSUNG MR16R0828BN1-CM9」のTypeが「1066-35」、容量が128MBのものだった。

　搭載しているオンボード機能は6ch対応サウンド機能とLANインターフェイスなどで、マニア向け機能としてはFSB調整機能などを備えている。

□動作確認済みRIMMの一覧（Iwill）
http://japan.iwill.net/whats_new/SeeMore.asp?ID=64

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[撮影協力:高速電脳]