キートップ形状は、正方形や長方形ではなく平行四辺形を基本としたもの。キーボード中央奥に向かって傾く形で統一されており、ちょうど中央にあたる「6」「Y」「H」「N」「スペース」などの各キーは台形状になっている。このキートップ形状を採用したことで、キーの前後方向の並び方が階段状から直線状になり、両手の配置が楽になったという。
　A4TECHでは、この配置を「Aタイプ」と呼んでいる。

　テンキーやカーソルキーは普通のキーボードと同じ正方形タイプ。

　同社では、今回のKB-6Hi以外にも多数の「Aタイプ配列キーボード」をラインナップしており、マルチメディアキー搭載モデルやワイヤレスモデル、さらにはキーボード内にワイヤレスマウス受信部を搭載した「ワイヤレスマウス親機モデル」などの製品情報ページが同社Webサイトで公開されている。

□A-TYPE Keyboard(A4TECH)
http://www.a4tech.com/a4techenglish/keyboard-index.htm

[撮影協力:ZOA 秋葉原本店]

　表面処理は、通常モデルのざらつき感を残しつつ、実際に触れてみるとつるつるとした感触がするという独特なもの。

[撮影協力:BLESS 秋葉原本店]

[撮影協力:コムサテライト3号店とクレバリー2号店]

　操作エリアは、方向キーなどがある「Action Zone」（中央）や「Thumb Zone」（右側）、チャット用ボタンや音量調整ホイールがある「Chatterbox」(左側)、多数のボタンが整然と並んでいる「Command Zone」(上部)などに分割されており、「エリア別に機能をまとめておき、エリア間で手を移動することを、“モード切替”のように使って利用する」といった使い方をするものと思われる。

　接続インターフェイスはUSBで、パームレストもついている。

[撮影協力:OVERTOP]

　内部にUSB-PS/2変換機能を搭載しているのも特徴で、PS/2コネクタのないPCでも、USB接続することでPS/2キーボード・マウスから操作可能。

　ファームウェアアップデート専用のパラレル接続ケーブルが付属しているという特徴もある。

[撮影協力:USER'S SIDE本店]