【 2002年6月22日号 】

PC800-40の32bit RIMMが対応マザーより先に発売、256MBモデル

32bit RIMM32bit RIMM
32bit RIMM32bit RIMM

 従来の2倍の帯域幅を実現するとして注目を浴びている新規格の32bit RIMMが早くも一部ショップに入荷、販売がスタートしている。登場したのはSAMSUNG製のPC800-40タイプのモジュールで、容量は256MB。実売価格は13,800円~15,000円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 32bit RIMMとは、従来の16bit RIMMが「1枚1チャネル」として備えていたメモリバス(RDRAMチャネル)を1枚に2チャネル搭載したもの。論理的には「従来の16bit RIMM2枚を1枚にまとめた構造」ともいえるもので、帯域幅が2倍になるというメリットがあるほか、i850チップセット搭載マザーボードのようなデュアルチャネルタイプのシステムでもモジュール1枚単位で増設できるという特徴がある。

 今回登場したPC800-40 32bit RIMMは、従来の1.6GB/sの倍となる3.2GB/sの帯域幅を確保できるモジュール。コネクタ部分も従来とは異なる232ピンになっているため、168ピンRIMMスロットを持つ既存のマザーボードとの互換性はない。しかし、現時点ではまだ232ピンのRIMMスロットを持つマザーボードは発売されておらず、せっかく登場した32bit RIMMも現時点では宝の持ち腐れというのが実際のところだ。

 また、PC800-40 32bit RIMMはRambusの規格上で「RIMM3200」と呼ばれるものだが、今回登場したモジュールにはとくにそのことを示す表示はなく、これまでと同様にヒートスプレッダに貼られているラベルに「800-40」といった文字が記されるのみとなっている。前述のとおりコネクタ部分は異なるものの、モジュール本体の大きさや形状にもほとんど変化がないため、一見しただけでは32bit RIMMと従来製品との違いに気付きにくい。購入を考えている人はこの点にも気をつけたほうがよいだろう。

 32bit RIMMは対応マザーボードと組み合わせることで高いパフォーマンスが期待できる製品だけにパワーユーザーの人気が集中するのは必至。真価を発揮するのはもう少し先になりそうだが、いまから手に入れておいて対応マザーボードの発売に備えておくのも悪くないだろう。

 なお、32bit RIMM対応マザーボードとしてはASUSのi850Eチップセット搭載Socket 478マザーボード「P4T533」がアナウンスされており、複数のショップが7月上旬頃に入荷する予定としている。

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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020615/etc.html#p4t533

 (RIMM)

[撮影協力:高速電脳DOS/Vパラダイス秋葉原2号店 Prime館]


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