【 2002年7月6日号 】

PC内蔵型DV-アナログコンバーター「ADVC-50」がカノープスから発売

ADVC-50ADVC-50
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 今週は新製品ラッシュのカノープスだが、それら製品群の中にIEEE-1394関連のちょっとユニークな製品も含まれている。その製品はIEEE-1394(DV)のポートをアナログビデオ入力に変換するメディアコンバーターで、型番は「ADVC-50」。これまでいくつも発売になっている外付けユニットのタイプとは違い、PCIスロットもしくは5インチベイのいずれかを使ってPCに内蔵できるという特徴を持つ。

 DVとアナログ間のメディアコンバーターは、VHSテープや8mmビデオなどといったアナログビデオの素材をPCにDV経由で直接取り込むのに使うもので、過去の資産をノンリニア編集でデジタル化するには必須の存在。これまでの製品は外付けユニットのタイプしかなかったが、「ADVC-50」が初めてPCへの内蔵化に対応した。その内蔵方法もユニークで、5インチベイとPCIスロットのどちらでも設置が可能になっている。

 基本的な部分はPCIカードの形状で、そのままPCIスロットに挿せば、一般的なPCIカードのようにブラケット部から4ピンDV端子/S-Video端子/コンポジット端子/音声入力ピンジャックが外に出るかたちになる。もちろん、電源はPCIスロットからとるため、ACアダプタなどは必要ない。また、5インチベイに設置する場合は、専用の5インチベイ用マウンタをつけるだけでよく、この場合の電源はPC側電源ユニットが持っている4ピン電源コネクタを使う。メディアコンバーターはOSから認識される必要がないため(デバイスドライバ不要)、電源供給とサイズの問題さえ解決できれば、もともとPC用周辺機器としてどこに設置してもよいもので、「ADVC-50」はまさに小型化の実現とアイデアでできた製品と言える。

 また、この製品はカノープス独自の「Locked Audio」機能をもち、これで映像と音声のズレをおこさずにキャプチャが可能にになっている点も魅力。本来は業務用機器で使われている機能で、これはアナログのビデオ素材を確実にキャプチャするには絶大な威力を発揮するはずだ。

 なお、ひとつだけ注意が必要なのは、ほかの製品と違って相互の変換機能は持っていないということ。つまり、アナログビデオのデータをDVに変換する機能はあるものの、その逆はない。アナログの出力はできないので、あくまでもアナログのキャプチャ専用として使うことになる。

 これまで外付けユニットのタイプは扱いが面倒で避けていたという人でも、これなら手軽に使えるはず。少なくとも、PC用のメディアコンバーターとしてはこれが標準的な存在になる可能性が高そうだ。実売価格は19,800円〜22,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)

□ADVC-50(カノープス)
http://www.canopus.co.jp/catalog/advc/advc50_index.htm

 (カノープス ADVC-50)

[撮影協力:クレバリー1号店TSUKUMO eX.コムサテライト3号店]


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