引き抜き式のHDDベイが背面にあるのが特徴。ただし、いわゆるリムーバブルHDDケースと違って、「単にフレームが引き抜けるだけ」なため、ケーブルの着脱などはユーザーが行う必要がある。

　オンボードデバイスはTV出力機能付きのVGA、サウンド機能、LANインターフェイスなどで、付属のライザーカードを併用することで通常サイズのPCIスロットも利用できる。対応メモリはSDR DIMM。

　筐体サイズは162×180×260mm。

　同じケースを採用したBステップ版i815Eチップセット搭載モデル MiniQ 315やMiniQ 314などもラインナップされており、USER'S SIDE本店では、MiniQ 315が入荷する予定もあるという。

[撮影協力:コムサテライト2号店とコムサテライト3号店]

　搭載マザーボードはDual Athlonに対応したIwill MPX2を「赤色化」したもの。基板色を赤くしただけではなく、PCIスロットやDIMMスロット、チップセット用ヒートシンクなどにも赤色部品を採用しており、製品名を示すシルク印刷も「MPX2」ではなく「CyberHawk」に変更されている。さらにBIOSもオリジナルタイプで、起動時には製品イメージである騎士のシルエットが表示されるという。

　採用ケースは、CoolerMaster製アルミケースをベースとしたもの。ドライブベイを含めた内部/外部ともに赤く塗装されているほか、内部が見える開口部を側面と上面に用意してシースルー化し、さらに上面開口部については赤色のアクリル板がはめ込んである（側面開口部にはめ込んであるアクリル板は無色透明）。

　もちろんマザーボードとケース以外も赤色で、具体的には赤色CPUクーラーや赤色IDEケーブルなどが付属している。

　販売しているソフマップ1号店 Chicago Windows専門館では、ビデオカードやサウンドカード、DDR SDRAM DIMM、DVD-RAM/Rドライブ、USB 2.0+IEEE-1394コンボカードまで赤くしてセットにしたコンセプトモデル「CyberHawk CH1-CM760MPX」も来週入荷する予定。予価は約25万円。

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【6月1日】MPX2(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020601/ni_i_m4.html#mpx2
【6月6日】ステンレス鏡面加工のPCや、真紅のAthlon MPマシンなど(PC Watch/COMPUTEX TAIPE2002レポート)
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/0606/comp11.htm

[撮影協力:ソフマップ1号店 Chicago Windows専門館]