【 2002年10月19日号 】
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• スティック状の無線LANアダプタがコレガから登場、携帯に便利？
  

  USBメモリキーのようなコンパクトな本体が特徴的なUSB接続の11Mbps対応無線LANアダプタ「Wireless LAN USB Stick-11」がコレガから登場した。実売価格は9,480円～9,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。「Wireless LAN USB Stick-11」は、本体サイズが101mm×30mm×16mmというコンパクトサイズのIEEE 802.11b準拠の無線LANアダプタ。一見すると、まさにUSBメモリキーといった印象のこの製品だが、携帯性に優れる点やノートPCのUSBポートに繋げてすぐに利用できる（付属デバイスドライバのインストールは必要）という簡便さもUSBメモリキー譲りといったところだ。最大伝送距離は屋内50m、屋外150m（11Mbps接続時は屋内30m、屋外60m）で、128bit WEP方式によるセキュリティ機能や、移動しながらの利用に便利なローミング機能、多チャネル対応機能（14チャネル）なども搭載しており、コンパクトサイズながら機能面はPCカードタイプの製品と比べても遜色ない。街中に点在するホットスポットを利用する機会が多いというモバイルユーザーには、まさにうってつけの製品といえるだろう。 □Wireless LAN USB Stick-11（http://www.corega.co.jp/product/list/wireless/wlusbst11.htm）

• 廉価版ビデオチップGeForce4 MX440-SEを搭載したカードが発売
  

  GeForce4 MXシリーズのラインナップ中でGeForce4 MX440とGeForce4 MX420の中間に位置する廉価版ビデオチップ「GeForce4 MX440-SE」を搭載したビデオカードが出回り始めた。発売になったのはAlbatron「MX440SE」、Leadtek「WinFast A170SE SDR T」「WinFast A170 SE DDR T」、XFX「PV-T17K-QTH6」の4モデルで、いずれもAGP対応で64MBメモリを搭載している。実売価格は7,480円～9,580円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。GeForce4 MX440-SEの主なスペックはフィルレートが10億Texels/s、ポリゴン生成数が3,100万Triangles/s、メモリ帯域幅が5.3GB/sというもので、スペック的にはGeForce4 MX440（11億Texels/s／3,400万Triangles/s／6.4GB/s）とGeForce4 MX420（10億Texels/s／3,100万Triangles/s／2.7GB/s）の中間にあたる。これらは新製品ということもあり、現時点ではGeForce4 MX440搭載カードとの価格差がそれほどないのが惜しいところだが、今後価格がこなれていけばコストパフォーマンス重視派の新たな選択肢となりそうだ。 □Albatron（http://www.albatron.com.tw/）

• 6色の本体カラーが選べるキューブ系自作PCキットが恵安から
  

  全6色という豊富なカラーバリエーションがウリのSocket 478対応アルミ製キューブ系自作PCキット「CF-7989P4シリーズ」が恵安から登場した。実売価格は各モデルとも34,800円～35,480円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。「CF-7989P4シリーズ」のカラーバリエーションは白、黒、黄、緑、青、シルバーという6色で、色数が豊富なのはもちろんだが、黄や緑、青といったキューブ系自作PCキットでは珍しい色を採用しているのもユニークなところだ。前面の透明アクリルパネルは、シルバーモデルが青色のものを、その他のモデルが無色のものをそれぞれ装備している。また、ハードウェア仕様は各モデルとも共通で、マザーボードにはChyang Fun Industryのi845Gチップセット搭載マザーボード「CF-S66」を採用、FSB 533MHz、PC2100 DDR SDRAM（DDR266）をサポートし、VGA機能、10Base-T/100Base-TX対応LAN機能、サウンド機能などを搭載している。PCIスロットも1本利用可能だ。PCケースの形状そのものは従来製品とほとんど変わらないが、他とは違ったカラーリングのものが欲しいという人にはまさにうってつけの製品といえるだろう。 □CF-7989P4シリーズ（http://www.keian.co.jp/new_pro/cf7989p4/cf7989p4.html）

• USB 2.0対応のキャプチャユニットが2万円割れで登場、Adaptec製
  

  エスケイネットやアイ・オー・データの製品に続き、今週はアダプテックからもUSB 2.0対応のハードウェアエンコードビデオキャプチャユニット「VIDEOh! DVD-USB2.0」が登場した。発表当初の店頭予想価格は25,000円前後と言われていたこの製品だが、実売価格は17,999円～24,799円と2万円を切っているのが注目されるところだ（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。製品自体はアイ・オー・データの「GV-MPEG2/USB2」と同様のTVチューナー非搭載タイプのシンプルなキャプチャユニットで、主な仕様は対応フォーマットがMPEG-1/2、最大画素数が720×480ドットなどとなっており、ソフトウェアにはDVD-Videoオーサリングソフトの「MyDVD」のほか動画編集ソフトなどが付属する。TVチューナーを搭載していないとはいえ、「GV-MPEG2/USB2」の現時点での価格相場が2万円台半ばにあることを考えると、この「VIDEOh! DVD-USB2.0」はかなりお買い得の製品だといえるだろう。もしかすると、キャプチャ製品では後発メーカーとなる同社が価格で勝負をかけてきた、ということなのかもしれない。 □VIDEOh! DVD-USB2.0（http://www.adaptec.co.jp/product/capture/dvd_usb/index.html）

• リールでケーブル収納可能なIEEE-1394／USBケーブルが発売に
  

  中央のリールでケーブルの長さが調整可能というユニークなUSB/IEEE-1394リールケーブルがJustyから登場した。製品ラインナップはUSB 1.1対応の「UABWSV」（シルバー、Aタイプ4ピンオス－Bタイプ4ピンオス）やIEEE-1394対応の「ECEW64BK」（ブラック、6ピンオス－4ピンオス）など、コネクタ別、カラー別に全14種類が用意されている。今回販売が確認できたのはそのうち11種類で、実売価格は680円～1,180円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。この製品はケーブルの両端を引っ張ることで最大70cmまで4段階で長さの調節ができるというもので、ケーブルの中央に長さ調節や巻取りを行うためのリールが取り付けられている。ケーブルを巻き取る場合は4段階目よりさらに引っ張ればよい。利用しないときはケーブルをコンパクトに巻き取っておけるので、ノートPCとデジタルカメラなどをよく持ち歩いて利用しているという人にはぴったりの製品といえるだろう。ただし、ケーブルを片方だけ引っ張るとリールが壊れる可能性があるとされている点には注意が必要だ。 □USB/IEEE 1394リールケーブル（http://www.justy.co.jp/monthly_Oct.html）

• 電源スイッチ類が7色に変化、ユニークなケース「Feeling」発売
  

  電源／リセットスイッチが7色に変化するというユニークなミドルタワーケース「Feeling」がアド・メインから登場した。カラーバリエーションはホワイト、シルバーの2種類で、実売価格は11,800円～14,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。「Feeling」の特徴はフロントパネル下部に備えた電源スイッチとリセットスイッチが青、赤、緑、紫など7色に変化しながら光るというもの。“光モノ”PCケースとしては、ケース内部をネオンで照らすといった製品に比べて若干おとなしめの演出だが、ホワイトやシルバーのシンプルなデザインのフロントパネルの中で7色に光るスイッチは、人目を惹くという意味ではなかなかよいアクセントとなっている。また、搭載する4つの5インチベイのうち、上部2つに標準で開閉カバーを装備しているのも特徴のひとつ。ベゼルの色が異なるドライブを搭載することでフロントパネルのデザインの統一感を崩したくないといった人にとっても要チェックの製品といえるだろう。そのほか、3.5インチベイ×1や3.5インチシャドウベイ×3、Pentium 4対応350W電源ユニット、開閉カバー付きフロントコネクタ部（USB、サウンド、IEEE-1394）などを搭載している。 □FEELING（http://www.admain.co.jp/product/case/feeling/wh.html）

• 光るファンが実用に？温度異常を赤色で知らせる電源が近日登場
  

  搭載する発光ファンでPCケース内部の温度異常を知らせてくれるというユニークな電源ユニットがTOPOWERから近日中に登場する予定だ。USER'S SIDE本店では発売に先駆けて店頭デモを実施中。この製品の特徴は、外付けの温度センサーが45℃以上の温度を感知すると、通常は赤、緑、青の3色で光る背面ファンが赤色のみでの発光に変化し、異常をユーザーに知らせるというもの。発光ファンの色が変化すると同時に、ブザーも鳴動するようになっている。従来の“光モノ”電源ユニットは見た目の面白さをウリとしていたのに対して、この製品ではその見た目に実用的な機能を持たせているのがユニークなところだ。そのほか「電磁波を遮断する効果がある」というチタンコート仕様の筐体を採用したり、「ノイズ遮断効果がある」というセパレートタイプのツイスト電源ケーブルが付属したりするといった特徴を持っている。なお、ファンの発光が変化する様子を見たいという人は、店頭スタッフにその旨を伝えてもらえれば実演してくれるそうなので頼んでみてはどうだろう。 □TOPOWER（http://www.topower.com.tw/）

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