【 2002年11月30日号 】
250GBのMaxtor製HDDがアイオーデータのパッケージで初登場
UHDI-250GUHDI-250G
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 IDE HDDでは現時点で最大となる容量250GBを実現したMaxtor製HDD「DiamondMax 16」シリーズの新モデル「4A250J0」が発売となった。登場した製品は同ドライブを採用したアイ・オー・データによる日本語版リテールパッケージ品の「UHDI-250G」で、実売価格は54,799円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 28日(木)時点ではまだ「DiamondMax 16」のデータシートに「4A250J0」に関する記述はなく詳細仕様は不明だが、アイ・オー・データによる「UHDI-250G」の仕様は、対応インターフェイスがUltra ATA/133、スピンドル回転数が5,400rpm、バッファ容量が2MBなどとなっていて、これまでに登場している「DiamondMax 16」シリーズの製品と同様であることが分かる。本体の外観も、アイ・オー・データの製品型番などを記したラベルが貼られている以外は従来モデルとの違いはとくに見当たらない。また、型番の末尾から2桁目が“J”になっていることから、「4A250J0」はボールベアリングモーター採用モデルであることが分かる。

 ちなみに、現時点で「DiamondMax 16」のデータシートには60GB、80GB、120GB、160GBの各モデルに関する記述があるが、これまでに販売が確認されているのは80GBモデルのみ。存在が明らかにされている160GBモデルなどより先に、データシートに記述がない250GBモデルが登場するというのもなかなか珍しい。

 Maxtorからは、容量320GBを実現しSerial ATA対応版も用意される新モデル「MaXLine II」などが9月に発表されており、パワーユーザーとしてはこちらの製品が待ち遠しいところかもしれないが、今回登場した「4A250J0」も既存のパラレルIDE環境で利用できるHDDでは過去最大容量となるだけに、注目の製品といえるだろう。

 なお同じドライブを採用した製品と見られる外付けドライブも同社から発売になっている。IEEE-1394接続モデルの「HDA-iE250」が58,799円、USB 2.0接続の「HDA-iU250」が57,799円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

□UHDI-250G/HDA-iU250/HDA-iE250(アイ・オー・データ機器)
http://www.iodata.co.jp/products/hdd-scsi/2002/uhdi-250g.htm
http://www.iodata.co.jp/products/hdd-scsi/2002/hda-iu250.htm
http://www.iodata.co.jp/products/hdd-scsi/2002/hda-ie250.htm
□DiamondMax 16/MaXLine II(Maxtor)
http://www.maxtor.com/en/products/ata/desktop/diamondmax_16/index.htm
http://www.maxtor.com/en/products/ata/enterprise_applications/maxline_ii/index.htm
□関連記事
【2002年8月24日号】Maxtorから2シリーズ目の80GBプラッタ搭載HDD登場「DiamondMax 16」
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020824/etc_diamondmax16.html

 (Maxtor 4A250J0)
 (アイ・オー・データ UHDIシリーズ)
 (アイ・オー・データ HDAシリーズ)

[撮影協力TSUKUMO eX.ツクモパソコン本店]


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