画面の保護は、独自の偏光技術「PPT(Picture Protect Technology)」を採用したもので、具体的には「裸眼では真っ白に見えるが、特殊フィルターを備えた専用サングラスを通すと通常通りの画面が見える」というもの。液晶ディスプレイとしての基本仕様は15インチタイプとしては一般的なもので、解像度はXGA、輝度は100cd/平方メートル、コントラスト比は100:1、視野角は水平60度/垂直70度といったスペックを持つ。入力コネクタはVGA×1。

　ぷらっとホームでは、店頭デモ機をおいて受発注扱いで販売しており、店員に申告することで専用サングラスを使った「試し見」も可能。販売時の納期は7～10日で、付属するサングラス(1個)のタイプを選択できる。選択できるタイプは「一般用サングラス」「眼鏡使用者用のクリップオン型サングラス」と、サングラスタイプではない板状フィルターの3種類。このほかに、度入りのフィルター付きサングラスや追加のサングラスもあり、こちらに関しては「応相談」（ぷらっとホーム）とのこと。また、同店では、同じく応相談扱いで、17インチ/18インチの上位モデルも取り扱っている。

　専用サングラスを90度傾けて利用すると、画面がちょうど補色に反転したように見える。

[撮影協力:ぷらっとホーム]

　ダウンストリームポートはてんとう虫の「羽」の下に用意されており、羽を広げることで利用可能になる。アップストリームポートと電源入力コネクタがあるのは「頭」の部分。

　ACアダプタが付属しているが、セルフパワー動作もサポートしている。

[撮影協力:SuperCOM]

　USB 2.0対応のフラッシュメモリ内蔵メモリーカードリーダーはこれが初。

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

[撮影協力:FRESH FIELD ADACHI]

　対応している「EPIA」が最新のEPIA-Mシリーズなのか、初代EPIAシリーズなのかは不明で、ライザーカードに適合するケースもまた不明なため、ショップでは「ジャンク扱い/無保証」として販売されている。

　コムサテライト3号店ではEPIA-Mシリーズに装着した例を展示しているが、この例ではサウンドの背面コネクタと下側のPCIスロットが干渉しており、実質上は1スロットしか利用できないものと思われる。

[撮影協力:コムサテライト3号店]

　周囲の光を蓄光し、暗くなった後で発光する、いわゆる「夜光」タイプの製品で、発光時間は短く、発光時の光量も「いちおう見える」程度。

　製品個体によっては「Justy」のロゴがある場合もあるが、「これは間違ってついているもの」（販売ショップ）だそうだ。

[撮影協力:CUSTOMとコムサテライト3号店]

[撮影協力:SuperCOM]

　変換できるのは5Vと12Vのみで、Serial ATA用電源コネクタで規定されている3.3V出力には対応していない。

[撮影協力:SuperCOM]