【 2002年12月21日号 】
まるでサッカーボール?球型PCのサンプル展示がスタート
へら絞り技術でアルミを球型に成型、Mini-ITXマザーを採用
サッカーボール?背面
【サッカーボール?】【背面】
光学ドライブドライブベイ?
【光学ドライブ】【ドライブベイ?】
シルバータイプ2色のモデル
【シルバータイプ】【2色のモデル】
下半球マザーボード
【下半球】【マザーボード】
HDD設置例
【HDD】【設置例】

 久々に強い衝撃をもたらしてくれそうなPCが近々デビューすることになりそうだ。今度はなんと本体が球の形をしているという、その名も「球体パソコン(Z×L Artemisシリーズ)」だ。

 発売に先駆け、20日(金)〜22日(日)までの予定でPC・SHOP Wakamatsuで展示されている。

●へら絞り加工で成型

 「球体パソコン」は、PC本体やパーツなどの販売会社ルーポと、周辺機器の企画、設計、制作などを手かげる有限会社ジオンが共同で開発した製品。同店では緑色モデルと銀色モデルの2種類が展示されており、特に銀色モデルは映画「スフィア」に登場する謎の球体といった雰囲気をかもし出している。知らない人がこれを見たら、PCだと気付くことはまずないだろう。

 ちなみに、ジオンはテクノバード製初代アルミケース「TB-2000」の開発スタッフがテクノバードから独立して設立した会社で、これまでにもルーポオリジナルケースの開発設計などを担当している。

 本体は総アルミ製。形状が特殊ということもあって、「へら絞り」と呼ばれる日本古来の特殊な金属加工技術を用い、職人が手作りしているという。球体という見た目のユニークさが目立つこの製品だが、手作りだけあって表面などの質感はなかなか高い。

●上下に割れる本体

 主なスペックは、マザーボードがVIA製Mini-ITX対応マザーボード「EPIA」、HDDが40GB、電源ユニットが外付けの200Wタイプ。ただし、これらは予定のもので変更になる場合もあるとのこと。また、スリムタイプの光学ドライブも装備しており、本体脇にあるスイッチを押すと上半分が持ち上がり、ドライブトレイにアクセスできるようになっている。

 上下に分割するケースは、下半分にマザーボードとHDDを収納し、中央に光学ドライブを収納している。上半分は空だ。

 気になる価格はまだ未定だが、同店では自作PCキットのかたちで5万円程度になりそうとのこと。出荷時期は2003年の1月末頃になるという。

●ガルウィング採用のPCも開発中

 なお、ルーポはこれを皮切りにさまざまなオリジナル製品を投入する予定にしているという。具体的な予定としては、ガルウィングを採用した400W電源搭載のPCも2003年1月に発表する予定とのこと。

 今後はユーザーからの意見なども取り入れつつ、国内の高度技術を活かしたユニークな製品を出しいくというから大いに期待したいところだ。

【球型PCのカバー・ポップアップ(動画)】
球型PCのカバー・ポップアップ nballpc.wmv (約200KB / 10秒 / 352x240pixel / 160Kbps / WindowsMedia8)
  「球型PCのカバー・ポップアップ」

□球体パソコン(ルーポ)
http://www.lupo.co.jp/develop/zxl1_index.html
□ジオン
http://www.0809.jp/

 (ルーポ製品)

[撮影協力:ルーポPC・SHOP Wakamatsu]


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