【 2003年2月1日号 】
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• GeForce4シリーズ最上位の「GeForce4 Ti4800」がデビュー
  

  正式発表されているGeForce4シリーズでは現時点で最上位となるGeForce4 Ti4800ビデオチップを搭載した初のビデオカードが登場した。製品はAlbatronの「Ti4800V」で、実売価格は35,800円～38,799円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。GeForce4 Ti4800の公式スペックは、インターフェイスがAGP 8X対応で、主な性能指標値がGeForce4 Ti4600と同じ1億3,600万Vertices/s、48億AA Samples/s、1兆2,300億Operations/Sなどというもの。ビデオチップ名称の数字部分は異なるが、これらの仕様を見る限りGeForce4 Ti4800はGeForce4 Ti4600のAGP 8X対応版ということになる。また、「Ti4800V」の主な仕様はビデオメモリ容量が128MB（DDRメモリ）、出力コネクタがVGA、テレビ、DVIの3種類となっている。とにかくGeForce4シリーズで最上位のものが欲しいという人にはこの「Ti4800V」がよい選択肢となりそうだ。なお、下位モデルの「GeForce4 Ti4800 SE」は長らく公式仕様が不明だったが、GeForce4 Ti4800と同時に公式仕様が公開されており、ちょうど「AGP 8X対応版GeForce4 Ti4400」とでもいうべき仕様が明らかになっている。 □Ti4800V（http://www.albatron.com.tw/VGA_Card/Ti4800V.asp）

• microATX版のnForce2-GT搭載マザーがLeadtekから発売
  

  nForce2-GTチップセットを搭載したSocket Aマザーボードでは初となるmicroATXフォームファクタの製品が登場した。製品はLeadtekの「WinFast K7NCR18GM」で、実売価格は14,980円～15,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。nForce2-GT（IGP＋MCP）を搭載する「WinFast K7NCR18GM」は、microATXマザーボードながらGeForce4 MX相当のVGA機能をはじめ、6チャネル出力対応サウンド、10Base-T/100Base-TX対応LANのほか、付属ブラケットによるデュアルディスプレイ機能もサポートするなど、多彩な機能を装備している。拡張スロットはAGP×1、PCI×3、DIMM×3（DDR400対応、最大3GB）。VGA、サウンド、LANといった基本機能をすべてオンボードで備えるとあって、低コストで多機能の小型PCを自作したいといったユーザーにはよい選択肢となりそうだ。 □WinFast K7NCR18GM（http://www.leadtek.co.jp/www/Mother/K7NCR18G/WinFastK7NCR18GM.htm）

• 真冬の女性向け向けUSB機器が登場？「USB膝掛け」が出回る
  

  またもや注目を集めそうなユニークなUSB機器が登場した。今度は特に女性が重宝しそうな電気ひざ掛け、その名も「お膝元」だ。発売元はエムアイビーで、実売価格は3,480円～3,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。2種類のチェック柄「UHK-01A」「UHK-01B」が用意されている。「お膝元」はUSBポートからの給電により温まるという電気ひざ掛け。ひざ掛けの生地は表面がフリース、裏面がトリコットで、内部は熱源素子と遠赤外線シートを組み合わせており、これを膝の上にかければ心地よい温度が保てるという。ひざ掛けの隅には電源スイッチを装備しているので、USBケーブルを繋げたままで電源のON/OFFが可能だ。また、PCのないところでも使用できる「USB ACアダプタ」「USB カーアダプタ」といったオプションも用意されている（発売時期は不明）。消費電力が2.45Wというだけに温熱効果にあまり過渡な期待はできないが、価格も手頃なので、普通のひざ掛けでは物足りなくなってしまったというデスクワーカーは試してみてはどうだろう。 □お膝元（http://www.mib.co.jp/products/ohizamoto.html）

• 透明ボディの中でハートが光るオプティカルマウスが発売に
  

  本体内部で浮かび上がるように光るハートマークが非常に印象的な透明ボディ採用の光学式マウス「Illumination Mouse HIKARI」がサイズから発売になった。実売価格は1,972円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。本体内部にハート型の透明板があり、この後ろからLEDの光を当てることで、あたかもハートマークが浮かび上がっているかのように見せる構造になっている。さらに透明版の表面にある赤と青の2色のLEDが交互に光り、ハートマークが赤や紫などに色が変わったりするのもユニークな特徴だ。マウス自体はごく標準的な2ボタン＋ホイールマウスで、接続インターフェイスはUSBとなっている。価格も手頃なので、デスクトップに彩りを添えるミニアイテムとして気軽に購入してみてはどうだろう。 □Illumination Mouse HIKARI（http://www.scythe.co.jp/mouse/mouse.htm）

• メモリ価格続落、PC2700とPC2100の512MBは8,000円割れ
  

  メモリ価格は相変わらず下降線を辿ったまま。先週はPC2100/PC2700 DDR SDRAM DIMMの512MBが9,000円割れとなって注目を集めたが、大方の予想通りそのまま値下がりは続き、この週末は約1,000円安の8,000円割れという落ち込みぶりを見せている。1日(土)の時点で確認できた最安値は、PC2700 512MBで7,800円、PC2100 512MBで7,799円（詳細は「メモリ最安値情報」参照のこと）。消費者にとっては、このまま下がり続けるのが望みだが、台湾メーカーが旧正月で一斉に長期休暇に入ったため、メモリチップの流通量が減少して価格がそろそろ上昇に転じるという予測もあり、今週あたりの価格が底値ではないかと見る向きもある。

• Quadro FX搭載カードの動作デモが近日アキバで開始予定
  

  現地時間の1月21日(火)に発表されたNVIDIAの最新ハイエンドビデオチップ「Quadro FX」を搭載したビデオカードのデモが、来週中にもBLESS 秋葉原本店で行われる予定となっている。Quadro FXのラインナップは、上位モデルのQuadro FX 2000と下位モデルのQuadro FX 1000の2つがあるが、同店ではどちらのチップを搭載したカードでデモを行うのかは未定という。Quadro FXはAGP 8XやDDR IIメモリのサポート、オンチップバーテックスキャッシュの搭載などにより大幅な性能向上を果たしたというワークステーション向けのビデオチップ。搭載製品のメーカーや価格もまだ不明だが、Quadro FX 1000搭載カードでも軽く10万円は超えるのではと見られている。一般の自作ユーザーには馴染みの薄い製品ではあるものの、実際に動作しているところを見られる機会はそう滅多になく、今回のデモは貴重なものといえるだろう。3Dグラフィックスに興味のあるユーザーは要チェックだ。 □Quadro FX（http://jp.nvidia.com/view.asp?page=quadrofx）

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