ぷらっとホームが以前から販売しているUSBキーボード「MINI KEYBOARD Pro」の接続インターフェイスをPS/2に変更し、ポインティングデバイスなどを改良した製品で、スクロール用ホイールを搭載している点や、ディップスイッチでCaps LockキーとCtrlキーを入れ替えられる点などは同じ。

　ポインティングデバイスの改良点は、ポインタ感度をディップスイッチで2段階切り替えできるようになったことと、スティックから手を離していてもカーソルが進み続ける「ドリフト」現象発生時の自動補正を強制的に行う「ポインタドリフト停止機能」がついたことなど。ドリフト時の自動補正は、通常、約5秒ほどスティックから手を離しておく必要があるが、この機能を利用することで瞬時に補正することが可能。ボタン操作は左右＋中央の3マウスボタン同時押しで、この機能をディップスイッチで無効にすることもできる。

　このほかの改良点は、従来正常に動作しなかった右上のホットキーをブラウザ操作キーとして利用できるようになった点など。

　なお、MINI KEYBOARD Proが内蔵していたUSBハブは削除されており、代わりにマウス接続用のPS/2コネクタが用意されている。このPS/2マウスコネクタは内蔵ポインティングデバイスと排他利用で、抜き差し時はPCの電源をオフにしておく必要がある。

　発売された製品モデルは日本語配列版と英語配列版の2タイプ。

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[撮影協力:ぷらっとホーム]

　マイクロソフトのOfficeKeyboardなどと同じコンセプトの製品で、スクロールホイールの近くにコピー/ペースト用キーがある点や、ワード/エクセル起動用キーなどを備える点も同じ。

　このほか、ユーロ通貨記号を直接入力できるキーがあるのも特徴。このキーはWindows 98/Me/2000/XPに対応しているほか、マイクロソフトによるアップデートファイルを適用することでWindows 95/NTでも利用できるという。

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[撮影協力:DOS/Vパラダイス秋葉原2号店 Prime館]

　分別やリサイクルが楽なように分解が容易な構造になっているほか、「すぐにリサイクルできるよう」（同社）無塗装のプラスチック部品を利用している。さらに、使用済み製品の回収/リサイクルシステムが準備されているのも特徴で、使用後の製品を同社の「エコ回収センター」に送付することで、各素材をリサイクルできるという。

　（財）日本環境協会が定める「エコマーク」にも認定されている。

　発売されている製品はUSBマウスとPS/2マウス、USBテンキー、USBハブ内蔵USBテンキーの計4種類。

□エコマーク(日本環境協会)
http://www.jeas.or.jp/ecomark/index.html

[撮影協力:PC-Success]