i845PEの公式仕様は「FSB 533MHz対応」だが、このマザーボードでは「オーバークロック、または200MHzクロックのCPU使用時に限りFSB 800MHzに対応している」（マニュアル）とされており、製品資料などにも平然と「Socket 478 with FSB 400/533/800MHz」と書かれている(この「200MHzクロック」はPentium 4が供給クロックの4倍で動くことを考えると「FSB 800MHz」を指しているものと考えられる)。なお、FSB 800MHz動作時にはDDR 400メモリが必要になるので要注意。また、Web上の製品資料にはNorthwoodの次世代コア「Prescott」に対応しているとの記述もある。

　最近のマザーボードとしては珍しくサウンド機能をオンボード搭載しておらず、代わりにTriplex製4ch対応サウンドカードが付属している。オンボードデバイスはLANインターフェイス(3Com 910-A01)がある程度。搭載しているマニア向け設定機能はFSBクロック、コア電圧、AGP電圧、メモリ電圧やPCI/AGPクロック固定機能など。

　Albatronでは「Limited Edition」とうたっており、基板のシルク印刷にはCEOのサインまで入っている。

　販売しているショップでは「FSB 800MHzは、あくまでも“オーバークロック扱い”として考えてほしい」としている。

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[撮影協力:パソコンハウス東映とツクモパソコン本店とT-ZONE. AKIBA PLACEと高速電脳とクレバリー1号店]

　このほかの搭載デバイスはLANとSerial ATA。Serial ATAについてはWebサイトの製品資料に「Silicon Image Serial ATA PCI Controller」を搭載しているとあるが、実際についているコントローラチップはSerial ATA - パラレルIDE変換タイプのMarvell 88i8030。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]

　チップセットはFSB 400MHzやUSB 2.0に対応したi845GLで、VGA、サウンド、LANインターフェイスなどをオンボード搭載している。

　DDR DIMMに対応した姉妹モデル MS-6526GL-Lは過去に発売済み。

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[撮影協力:パソコン工房秋葉原店]

　2月に先行発売されたAX45-4D Max Liteの上位モデルで、Hyper-Threadingに対応した以外はほぼ同仕様。オンボードデバイスは6ch対応サウンド、LAN、IEEE-1394などで、マニア向け設定機能としてはFSBクロック調整機能やコア電圧調整機能などがある。

　AOpenでは明確にうたっていないが、先週発売されたGIGABYTE製品と同じBリビジョン版のSiS655を搭載しているものと思われる。

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[撮影協力:ZOA 秋葉原本店]