GeForce FX 5200 Ultra搭載カードが発売、Leadtek製

	【 2003年4月26日号】
	GeForce FX 5200 Ultra搭載カードが発売、Leadtek製

　GeForce FXシリーズ中で最廉価モデルGeForce FX 5200のワンランク上位となるGeForce FX 5200 Ultraを搭載した初のビデオカード「WinFast A340 Ultra TD MyVIVO」がLeadtekから登場した。実売価格は20,800円～22,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。
　GeForce FX 5200 Ultraの性能指標値は、メモリバンド幅が10.4GB/s、フィルレートが13億texels/s、頂点処理能力が8,100万vps（Vertices per Second）。GeForce FX 5200の性能指標値が非公開のため、両者にどの程度の差があるのかは不明だが、数値を見る限りでは上位モデルのGeForce FX 5600 Ultra（11.2GB/s、14億texels/s、8,800万vps）にかなり近い性能を持っていると考えてよさそうだ。
　初のGeForce FX 5200 Ultra搭載カードとなった「WinFast A340 Ultra TD MyVIVO」は、ユニークなデザインの円形ビデオチップクーラーを備えているのが外観上の特徴。チップクーラーからはメモリチップを覆うように2方向にヒートシンクが伸びており、さらに基板裏面にもメモリチップを覆う大判のヒートシンクを備えている。
　また、基板上に外部電源用の4ピンコネクタを搭載しているのも特徴のひとつだが、おかしなことにマニュアルには「電源コネクタの接続が必要なのはWinFast A300とA310のみで、A340は接続しなくてよい」という旨の説明がなされている。製品には電源コネクタ用の分岐ケーブルまで付属しており非常に紛らわしいところだが、これは実際にはマニュアルの誤記で、やはり電源コネクタの接続が必要とのことだ。
　「WinFast A340 Ultra TD MyVIVO」の主な仕様は、ビデオメモリがDDR 128MB、コネクタがVGA出力、DVI出力、ビデオ入出力で、MPEG-2（最大720×480ドット/8Mbps）などによるキャプチャ機能にも対応。ビデオデコーダチップはPhilips製の「SAA7114H」を採用している。
　電源コネクタの仕様については注意が必要だが、コストと性能のバランスや機能の豊富さを重視する人にはこの「WinFast A340 Ultra TD MyVIVO」はよい選択肢となりそうだ。
□WinFast A340 Ultra TD MyVIVO/A310 Ultra TD MyVIVO（Leadtek Research）
http://www.leadtek.co.jp/3d_graphic/winfast_a340_ultratd_myvivo_1.htm
http://www.leadtek.co.jp/3d_graphic/winfast_a310_ultratd_myvivo_1.htm
□GeForce FX 5200（NVIDIA）
http://www.nvidia.com/view.asp?PAGE=fx_5200
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030419/etc_gf5600.html
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030412/etc_gffx.html

　（Leadtek WinFast A340 Ultra TD MyVIVO）

[撮影協力:高速電脳]

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