信頼性重視のMaxtor製3.5インチIDE HDD「MaXLine II」がデビュー

	【 2003年5月24日号】
	信頼性重視のMaxtor製3.5インチIDE HDD「MaXLine II」がデビュー

　信頼性を重視したエンタープライズ向けのMaxtor製3.5インチHDD「MaXLine」シリーズがアキバに出回り始めた。第1弾として登場したのは、ディスク回転速度5,400rpm、Ultra ATA/133対応の「MaXLine II」の250GBモデル「5A250J0」で、実売価格は36,700円～42,799円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。
　2002年9月に発表された「MaXLine」シリーズは、MTTF（Mean Time To Failure、平均故障時間＝最初に故障が起きるまでの平均時間）が100万時間を超えるという高信頼性がウリのエンタープライズ向け3.5インチHDD。同シリーズには今回登場した「MaXLine II」のほか、ディスク回転速度が7,200rpmでSerial ATA/Ultra ATA/133に対応した「MaXLine Plus II」もある。
　「MaXLine II」の主な仕様は、最大内部転送速度が46MB/sec、平均シークタイムが10ms、キャッシュ容量が2MB、動作音量がアイドル時26dB、シーク時36dB。なお、「MaXLine II」はニュースリリースでは最大320GBに対応するとあるが、現時点では250GBと300GBの2モデルのみがラインナップされている。
　同じ5,400rpmタイプで容量250GBのコンシューマ向けモデル「DiamondMax 16」（4A250J0）と比べるとかなり値が張る「MaXLine II」だが、それは信頼性の高さとトレードオフといったところ。サーバー管理者やSOHOユーザーはもちろん、HDDに大量のビデオファイルなどを保存しているパーソナルユーザーも注目の製品といえるだろう。
□MaXLine II（Maxtor/日本マックストア）
http://www.maxtor.com/en/products/ata/enterprise_applications/maxline_ii/
http://www.maxtor.co.jp/products/ata/enterprise_applications/maxline_ii/
http://www.maxtor.co.jp/about/press/2002/0910.htm

　（Maxtor 5A250J0）

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

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