【 2003年6月14日号 】
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• 携帯用の小型日本語“ふにゃふにゃ”キーボードが発売に
  

  自由に曲げたりできることで話題となった“ふにゃふにゃ”タイプのキーボードに久々の新製品が登場した。韓国メーカーflexisの「FX200-USB」という製品で、これはUSB接続の日本語64キーボードだ。実売価格は4,972円～5,480円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。カラーはオレンジとグレーの2種類がある。「FX200-USB」は、本体に柔らかいシリコン素材を用いているという特徴があるのはもちろんのこと、横305×縦103×厚さ2.5mmという従来になかったコンパクトなサイズになっている点も注目点のひとつ。見た目の大きさは一般的な日本語109キータイプのキーボードの半分程度といった印象だ。重量が150gと軽く、本体を巻いて収納する小型のケースも付属しているので、携帯用キーボードとして利用するのもよさそうだ。また、防水性に優れるほか、デスクサイドのフックなどに引っ掛けておくのに便利なホール（この部分は硬質）を左端に備えるといった特徴も持っている。本体のポップな色使いも手伝って、異色のキーボードとして注目を集めそうだ。 □FX200-USB（http://www.flexis.co.kr/web/fx200usb.htm）

• 7,200rpmの信頼性重視3.5インチHDD「MaXLine Plus II」発売
  

  信頼性重視のエンタープライズ向け3.5インチHDDとして先月下旬にデビューしたMaxtor製「MaXLine II」に続いて、今週はディスク回転数7,200rpmの上位モデル「MaXLine Plus II」が発売となった。容量250GBモデルの「7Y250P0」で、実売価格は38,980円～44,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。「MaXLine Plus II」は5,400rpmモデル「MaXLine II」のいわば高回転型といえるもので、内部転送速度と平均シークタイムをそれぞれ59MB/s、9msにアップ（「MaXLine II」は46MB/s、10ms）させるなどして高性能化を図る一方、「MaXLine II」同様に平均故障時間が100万時間を超えるという高信頼性を実現している。上位モデルとあってキャッシュも「MaXLine II」の4倍の容量となる8MBを搭載している。値下がりが進みつつある「MaXLine II」に比べると割高感は否めないが、高速かつ信頼性に優れるHDDとしてハイエンド志向のユーザーを中心に人気を集めることは間違いない。なお、今回の「7Y250P0」はUltra ATA/133対応だが、Serial ATAインターフェイスの容量250GBモデル「7Y250M0」もラインナップされている。 □MaXLine Plus II（http://www.maxtor.co.jp/products/ata/enterprise_applications/maxline_plus_ii/）

• 2003年夏の秋葉原電気まつりスタート、テツandトモが宣伝
  

  ボーナス時期直前のアキバで恒例となっている夏の秋葉原電気まつりが14日(土)からスタートした。開催期間は7月31日(木)まで。秋葉原電気街振興会に加盟するキャンペーン参加店で商品を5,000円購入するごとに抽選券が1枚もらえ、賞金が当たるというおなじみのキャンペーンとなっている。今回の抽選券はスクラッチカード形式で、その場で削って当たれば1等1万円分、2等500円分の商品券（アキバ共通お買い物券）がもらえるという、従来の電気まつりの後日抽選して当たれば現金がもらえるという形式からは変わっている。当選本数は1等が1,000本、2等が60,000本で、賞金総額は4,000万円だ。また、そのとき旬なタレントや著名人などを起用することで知られるイメージキャラクターは、「なんでだろう～」の持ちネタがブレイク中のテツandトモ。告知のポスターでもいつものジャージ姿で「スクラッチけずるとき、半笑いなやつ　なんでだろ～」とネタを1本披露している。 □2003年夏の電気まつり（http://www.akiba.or.jp/2003summer/denki.html）

• Athlon 64が当たるAMDのボーナスキャンペーンがスタート
  

  日本AMDの主催による「AMD 2003 夏のボーナスキャンペーン」が14日(土)からスタートした。7月13日(日)までの開催期間中にキャンペーン参加ショップで同社製CPUの購入者にAMD特製エンブレムとマウスパッドのセットをもれなくプレゼントするというもので（期間中でも景品がなくなり次第終了）、対象製品はAthlon XP 2700+以上、Athlon MP全モデル（2個単位で購入した場合のみ）、Opteron全モデル（いずれもリテールパッケージ品のみ）。また、対象製品を購入して同社Webサイト上で応募をした人の中から抽選で5名に、9月に発表を予定しているというAthlon 64が当たるダブルチャンスも用意されているので、こちらも要チェックだ。応募受け付けの締め切りは7月20日(日)。 □AMD 2003 夏のボーナスキャンペーン（http://www.amd.com/jp-ja/Corporate/Events/0,,51_116_9169,00.html）

• FSB 400MHz対応のSiS748搭載Socket AマザーがIwillから
  

  FSB 400MHz/DDR400をサポートする「SiS748」チップセットを搭載した初のSocket Aマザーボード「K7S3-N」がIwillから登場した。実売価格は9,950円～10,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。FSB 400MHz対応のSocket A用チップセットはNVIDIA製以外ではこれが初めて。SiS748は、FSB 333MHz/DDR400をサポートするSiS746FXの上位モデルで、新たにFSB 400MHzをサポートしたほか、高速かつ効率のよいデータ転送を実現するという独自技術「HyperStreaming」を採用している点が主な特徴。AGP 8Xをサポートするほか、ノースブリッジとサウスブリッジ（SiS963L）を帯域幅1GB/sのMuTIOL 1Gで接続する点などは従来同様となっている。初のSiS748搭載製品となる「K7S3-N」は、目立った搭載機能は6チャネル出力対応サウンドやLAN程度とシンプルだが、最新のFSB 400MHz/DDR400をサポートするマザーボードとしては非常に安価。機能の豊富さよりもパフォーマンスやコスト面を重視する人にはよい選択肢となりそうだ。 □K7S3-N（http://www.iwill-japan.co.jp/products/ProductDetail.asp?vID=174）

• 全体がタッチパッドのユニークな小型キーボードが発売
  

  手のひらサイズのタッチパッドをそのままキーボードにしたようなデザインが特徴的なUSB接続の入力デバイス「iGesture Mini Keyboard」がFingerWorksから登場した。実売価格は29,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。「iGesture Mini Keyboard」は、キーボードとして利用できるのはもちろん、全体がタッチパッドになっていて、表面に当てる指の本数や特定の動きによりさまざまな操作が可能というユニークな入力デバイス。操作方法は、2本の指でなぞるとポインタの移動、3本指でなぞるとドラッグ/範囲選択、人差し指＋中指＋薬指の3本でタッチしてリリースするとダブルクリックといった具合で、慣れるまでは一苦労しそうだが、縦14cm横18cmというコンパクトさでキーボードとマウスを組み合わせたのとほぼ同等の操作が可能というのは大きな魅力だろう。価格がやや高めなのが惜しいところだが、究極の省スペース型入力デバイスとして注目を集めそうだ。 □iGesture Mini Keyboard（http://www.fingerworks.com/mini_product.html）

• クールなデザインのCrazyPC製ファンガードが各種発売
  

  CrazyPCから複雑なデザインにカットされたファンガードが多数登場、USER'S SIDE本店で販売が行われている。同店に今回入荷したのは、デザインや素材、カラー、サイズが異なる全16種類で、実売価格は8cmサイズが1,580円、12cm用が1,780円/1,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。デザインの種類は「Skull」「Biohazard」といったダーク系のほか、幾何学的な「Hurricane」「Atomic」、3Dアクションシューティングゲーム「Counter-Strike」のロゴマークをかたどった「Counter Strike」など非常に多彩。これらが並ぶ同店の専門コーナーは、一見すると模型ショップかアクセサリーショップといった雰囲気だ。一般的なPCケースでは露出するケースファンは筐体背面に装備しており、こうした凝ったガードを付けてもあまり目立つことはないが、見えない部分に気を使うというのも「おしゃれ」のひとつといえるかもしれない。 □Mod Fan Covers（http://www.crazypc.com/products/casemods/fanguards.htm）

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