【 2003年8月30日号 】
完全な5.1ch再生が可能な6スピーカー内蔵ヘッドホンがデモ開始
Theatre 6Theatre 6
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 巨大なビデオカード用ヒートシンクなどパワーユーザー向けの冷却アイテムで知られる韓国ZALMANから、今度は注目のヘッドホンが近日発売になる。“完全な”5.1chサラウンドを実現する、6個のスピーカーを内蔵したヘッドホンで、製品名は「Theatre 6(ZM-RS6F)」という。8月初旬に国内代理店のアスクが発売のアナウンスを先に出しているが、今週からアキバではUSER'S SIDE本店の店内で実機によるデモがスタートしている。

 これまでのサラウンド対応ヘッドホンというと、国内大手メーカーの製品を筆頭に、従来の2スピーカー型ヘッドホンをそのまま利用し、5.1chデコーダー搭載の付属アンプ側で擬似的なサラウンド出力を行うというものがほとんどだった。これでは、あくまでも2ch出力による擬似再生でしかなく、どうしても聞いている側には違和感が残ってしまう。それに対して「Theatre 6」はシンプルに6個のスピーカーを搭載しているので、これで完全な5.1ch再生ができるというわけだ。

 ヘッドホン本体は一見普通のものだが、内側を見ると、方耳ずつ3つのスピーカーが水平に並んでいるのがわかる。中央がセンタースピーカー、顔面側に来るのがフロントスピーカー、後頭部にくるのがリアスピーカーというわけだ。スピーカーはかなり接近しているため、本来の広い音場を再現するには難しいが、一般的なヘッドホンのスタイルを前提とすると、これはやむをえないところだろう。

 同店でのデモは、PC上で5.1ch対応のDVDタイトルを再生して「Theatre 6」で聴くというもので、実際に試してみると、さほど広い音場感はないものの、しっかりと前後左右の音の動きがわかるレベルになっており、かなり手軽に5.1chサラウンドが楽しめる。ヘッドホン本体も316.8gと重くもなく、装着感も悪くない。

 ヘッドホン側の機能はいたってシンプルで、5.1chデコーダーやアンプは搭載していない。そのため、ケーブルがセンター/フロント/リア用に3本出ている。光コネクタなどはないため、アナログの5.1ch出力が可能なPCや据え置き型DVDなどでなければ使えない点は要注意だ。

 リアルなサラウンド環境でPCゲームを楽しんだり、深夜にDVD鑑賞するといった使い方で重宝しそうだ。同店では今のところ入荷時期や予価は未定とのこと。ひとまず、どれほどの実力か気になる人は同店で試してみるといいだろう。

□Theatre 6(ZALMAN Tech/アスク)
http://www.zalman.co.kr/english/product/ZM-RS6F.htm
http://www.ask-corp.co.jp/zalman/zm-rs6f.htm
http://www.ask-corp.co.jp/news030805.htm

 (ZALMAN Theatre 6)

[撮影協力:USER'S SIDE本店]


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