24bit/96kHz対応の既存モデル「DELTA Audiophile 2496」をPCI-X対応に改良した製品で、対応スロット以外の基本仕様はほぼ同じ。PCI-X対応のメリットは、「PowerMac G5や3.3V PCIスロットでも利用できるようになった」（エムオーディオ）点で、PCI-Xの高速性を活かすような機能拡張は特にない。

　PCI-Xに対応した拡張カードとしては、現在、Ultra320 SCSIカード/1000Base-T LANカード多数やSerial ATA-RAIDカード、ビデオキャプチャカードなどが発売されている。

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[撮影協力:USER'S SIDE本店]

　過去に製品例がある「サウンドデータをFM送信し、FMラジオで受信する」タイプとは違い、サウンドデータをデジタル伝送する仕組みになっており、送信機と専用受信機をセットにして利用する。送信機はUSBコネクタ一体型。

　伝送用のコーデックは「SBCコーデック」で、ビットレートは384kbps～512kbps。音質に関しては「クリアなCDクオリティで、ノイズのない高音質」（ラトックシステム）という。伝送距離は最大10mで、使用周波数帯は2.4GHz帯。

　受信機の出力インターフェイスはアナログ音声と光コネクタ(2chのみ対応)。アンプ機能は搭載していないため、スピーカーへの直結には対応していない。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]