マザーボードの次世代フォームファクタであるBTX規格に対応したPCケースが早ければ4月にも発売になる見込みだ。高速電脳が11日(木)にWeb上に掲載した情報によると、BTX規格に対応したタワー型PCケースがCOOLER MASTERから発売される予定だという。
同店によると、製品名は「CM Stacker STC-T01」で、フォームファクタはE-ATX規格とBTX規格に対応。筐体はスチール製でフロントパネルはアルミ素材でつくられている。筐体サイズは高さ536×幅227×奥行き584mmと大型で、5インチベイが11段もあるほか、電源ユニットを2つ搭載できる構造になっているという。また、マザーボードの冷却用に30cmのクロスファンも搭載しており、「筐体内空調は100W超のCPUを見越しての設計」になっているとのことで、“次世代ヘビー級PCケース”として要注目だ。
国内正規モデルの発売は4月の予定で予価などは未定とのこと。
さらにCOOLER MASTERではアナログメーターを標準搭載したスタイリッシュなPCケースや5インチベイ内蔵型の水冷ユニットなども発売する予定で、これらも同店のWeb上に情報が掲載されている。
「CeBIT」の開催にあわせて製品発表が行われた模様で、今後ほかのメーカーからも新型の注目製品が続々と発表になりそうだ。
□高速電脳
http://www.ko-soku.co.jp/
| (COOLER MASTER製品) |
[撮影協力: 高速電脳]